ボスコムで殺人じけんがおきる。恐ろしい叫び声が聞こえた。
ジェ−ムズ・マッカ−シ−は、父親が頭に傷をおってたおれて いるのを発見する。ラットという言葉しか聞き取れなかった。回りにだれもいず、目撃者もいないため、犯人にされてしまう。 幼馴染のアリス・タ−ナ−がホ−ムズに依頼してくる。アリスは19歳、ジェ−ムズは22歳、アリスの父親はジェ−ムズとの結婚は大反対、ジェ−ムズの父親は賛成していた。オ−ストラリア時代からの知り合いという。
ホ−ムズは留置場にいる、 ジェ−ムズの話をきくことにした。彼は、捕まったショックからぬけきらないでいた。ホ−ムズは、状況を正確に話して欲しい という。父親は結婚のことは反対はしていないが、ジェ−ムズは自分できめるということに激怒し、その場を離れ、100ヤ−ド いったところで叫び声が聞こえたということである。
それに事情があり、自分はリバプ−ルにいたとき、酔っ払っていた時、 年上の女と結婚をしていた。結婚の相手から、自分にも夫がいたとのこと。ホ−ムズは現場検証する。
そして、足の悪い左ききの男だという。葉巻を吸っていたと推理した。ホ−ムズの所にアリスの父親、ジョン・タ−ナがくる。そして話し始めた。
マッカ−シ−は悪魔の化身で人生を破滅させた。
若い時、金鉱にいたが、空振りで、それで駅馬車などを襲う強盗団だった。 この時、襲った御者がマッカ−シ−で、助けた。その後、金持ちになったが、お尋ね者であるので、イギリスにわたり、静かな 暮らしをする。過去のつぐないをし、結婚ししあわせであった。だが、マッカ−シ−に見つかり世話をしろとおどされる。 欲しいものは無条件で手にいれる。アリスをよこせといった。せがれと結婚をさせて、親戚になるのはとんでもない。拒絶した 。話し合おうとアリスのことを話した。だがこじれて、石でなぐりつけたという。打ち殺したという。糖尿をわずらっていて、1ヶ月もつかどうか、名乗り出るつもりです。
逮捕されたら、アリスがどうなってしまうか心配です。ホ−ムズは話を聞き、 私は警察官ではない、お嬢さんに依頼されたという。ジェ−ムズが無罪になれば、人の目につかず、あなたの秘密は？
永久に しることはない。それから、ジョン・タ−ナ−はなくなった。彼の秘密は、だれもしることなくおわったのである。ジェ−ムズ は晴れて無罪になる。その後、アリスはジェ−ムズと結婚することになる。
ときにはこのように事件を解決するのも必要では ないかと思う。2人が幸せになれたことがせめてもの救いである。