ホ−ムズは自分を犠牲にしてモリア−ティ教授をほおむりさった。
ホ−ムズがいなくなって3年が過ぎた。ワトソンは開業医の傍ら警察医として働いていた。
検視法廷でワトソンは検視の結果を 説明した。ドナルドと言う青年が殺された事件である。
その他はドナルドの知人たちの話を聞く。 ワトソンは自宅で書き物をしているとき、男がはいってくる。体を縮めた男が入ってきてホ−ムズだという。ワトソンはびっくり して、一瞬気を失うがそれが現実だとわかり、喜びもひとしおとなる。あの当時の話をきく。ホ−ムズは崖から落ちなかったこと、自分は最後だと思いモリア−ティ教授にワトスンに置手紙を残したいと言うことを許してもらったことを話した。
そして日本の 柔術の心得があり,それを使ってモリア−ティは滝に落ちていったことなどを話した。手下の一人がねらっているので、自分が 死んだというふうにして消えることにした。ワトスンが呼んでいる声がしたが、答えようと思ったがやめた。ワトスンが去っていって、その時狙撃された。
脱出を見て走った。一週間でフレンツェにいて、兄に連絡して生活費をとおもい手紙を出そうと 思ったが出さなかった。チベットに2年いた。この間どういう生活をしていたのか不思議である。
ホ−ムズという人は探偵という 仕事のほか何かできるのであろうかと思った。自宅に帰ったホ−ムズにハドソン夫人もびっくりし、大喜びした。部屋は昔の ままである。喜びもつかのまま、ホ−ムズはねらわれていた。そのため部屋に虚像をおき、ハドソン夫人に時々それを動かしてもらう らうようにした。いかにもホ−ムズがいるように。
向かい側の空家でその様子をワトソンと見ていたが、その空家に男が入り、 ホ−ムズの虚像をめがけて打つ。そこへホ−ムズとワトソンは飛び掛ったが相手はものすごく強い。
ホ−ムズが危ないとき、ワトソンが助けた。レストレ−ド警部も駆けつけ、ホ−ムズが生きていたということに感激をした。捕らえた男はモリア−ティ の腹心であり、ドナルドを殺した犯人であるということ。てがらはレストレ−ド警部に託した。
ホ−ムズは自分が解決したのに さりげなくそれを譲るということはスマ−トで格好言いと思う。