シャーロック・ホームズの冒険(海外ドラマ)について

名探偵ホームズ!コナン・ドイルの不滅の名作、海外ドラマお話と感想

シャーロック・ホームズの冒険「第10話」

「ノ−ウッドの建築業者」

ある日、材木置き場が全焼し、建築家のオ−ルデ−カ−の他殺体が発見され、弁護士のジョン・ヘクタ−・マクファ−レンに殺人の容疑が かかってしまいます。

ジョン・ヘクタ−・マクファ−レンは、難事件も解決する名高い名探偵ホ−ムズに助けを求めてきました。 なぜジョン・ヘクタ−・マクファ−レンが容疑がかかってしまったかというとある日、会ったことも名前も知らない人物、オ−ルデ−カ−という人物がジョン・ヘクタ−・マクファ−レンの経営する弁護士事務所にきて、オ−ルデ−カ−自身の全財産をジョン・ヘクタ−・マクファ−レンに譲ると言ってきたのです。

見ず知らずの人に、いきなり全財産を譲ると言われたら、嬉しいかと思う人もごく一部でいるかもしれませんが、知らない人間にいきなり財産を譲ると言われたら、普通怖いという何かあるんじゃないかと絶対断りますよね。ジョン・ヘクタ−・マクファ−レン氏も普通の方の考えでした。しつこくその財産を譲るという話をされて、ジョン・ヘクタ−・マクファ−レン氏は理解に苦しんでいました。
そこにこの事件が起き容疑者としてあげられてしまいます。

ホームズの探偵事務所に来て話をしているジョン・ヘクタ−・マクファ−レン氏は、自分の母親には言わないでもらいたいと言い心配させてしまうと言う気持ちがあったのでしょう。それと事件に巻き込んでしまうかもしれないという恐れがあったからでしょうね。

ホームズに話を進めていくジョン・ヘクタ−・マクファ−レン氏、するとどうやら財産を譲ると言ったオ−ルデ−カ−と言う男は自分自身の両親のことをよく知っているらしいと言うことを話しました。そこに何か秘密があるのかもしれませんが、ジョン・ヘクタ−・マクファ−レン氏は両親には内緒という約束なので直接聞くわけにはいきません。

ホ−ムズは、事件の調査にオ−ルデ−カ−と言う男の屋敷に向かいそこで働いている家政婦に事情を 聞きますが、大したことは聞けず、また家政婦自体も感情のないロウ人形(ロウニンギョウ)のように無表情でホームズの話を聞いているだけという感じです。

仕方がないのでホ−ムズは丹念にオ−ルデ−カ−の庭、屋敷を調べます。しかし、解決の糸口がみつからなかったホームズは強硬手段にでます。

警察の立会いのもと、わらとバケツを持ってきて、火をつけ、屋敷に煙を立ちこめらせ、火事が起きたように、し向けます。すると「火事だーぁ!」と叫ぶと一人の男が飛び出してきた。 それは材木置き場が全焼したときに他殺体で発見された死んだはずのオ−ルデカ−その人でした。

犯人であるオ−ルデ−カ−の考えた計画的犯罪の真相は、財産はなく、借金があるようにして、別名(他殺体で発見されたオ−ルデ−カ−が殺害した浮浪者)で債権者となり、この先も債権者として、そこから、お金 を引き出し生活していくつもりだった。ジョンの母親とは結婚の約束をしていましたが、それがだめになり、復讐するために策略したのです。

結婚を断られたことはオ−ルデ−カ−という人間が、人を陥れて喜ぶ人物であるということは、ジョンの母親は、みぬいていたのかもしれません。自分の身代わりとして、何も関わりのない浮浪者を、オ−ルデ−カ−は自分の私利私欲のために殺したことは許せません。オ−ルデ−カ−は何十年も復讐に自分の年月を費やしていたとは、とても理解しがたく、またちっぽけな存在であることに気づかない不憫な男であると私は思います。
人に対していつまでも、復讐又はのろっている暇があったら自分自身、一生をもっと大事に有意義に過ごせば良かったのにと思います。でも、恨んでいる憎んでいる人を許す行為は、とても勇気のいることです。
オ−ルデ−カ−はとても人間的に小さく、復讐というばかげたくだらない無駄な時間を過ごしていたのです。