サー・アーサー・コナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズの掲載時文章と共に使われた挿絵には、当時の様々なイラストレーターが携わっています。
このサイトでご紹介している「シャーロック・ホームズの冒険」の各事件のシーンには、それぞれその挿絵と同じ場面が忠実に演出されています。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが挿絵というのは、長々と書かれた文字だらけの文章の理解と内容を一目でわからせるための手助けをするものです。新聞などでもたまに文字だらけやどうしても読者に読んでほしいところなどには、結構、挿絵が使われています。
挿絵とは、いわば今の現代用語でおまけイラストのことです。カンタンバカすぎる説明ですみません(汗)
「シャーロック・ホームズの冒険」の原作を厳密に研究したグラナダテレビ放送の「シャーロック・ホームズの冒険」のテレビドラマでは、画像作りに際し、それらの挿絵(イラスト)がとても参考にされています。全く挿絵と同じうり二つの場面もあるので、どのくらい重要な参考として挿絵が使われたかがわかります。
特にホームズ作品のビジュアル・イメージとして印象の強いものが本の編集者から執筆依頼の手紙が来て1891年創刊したイギリスの新雑誌「ストランド」に掲載時に採用されていたシドニー・パジェットの挿絵(イラスト)です。
グラナダテレビ版のホームズの放送初期のシリーズには、エンド・タイトルなどにシドニー・パジェットの挿絵の一部が使われています。私が宝物にしているこのDVD-BOX「「シャーロック・ホームズの冒険」完全版にも収録されているので結構「ふむふむ・・・。」という感じです。