シャーロック・ホームズの冒険(海外ドラマ)について

名探偵ホームズ!コナン・ドイルの不滅の名作、海外ドラマお話と感想

シャーロック・ホームズの冒険「第27話」

「レディ−・フランシスの失踪」

ワトスンは休暇をスイスで過ごしていた。そこでレディ・フランシスにあう。美しい女性で、ワトソンにとっては気になる人であった。

あるとき、フランシスは教会まで一人でヨットにのっていった。

帰りもヨットにのっていき、もうすぐ岸につくと い、ヨットからおちてしまう。ワトスンはそれをみてどうすることもできず、なんと自分は無力なのだろうと思う。そこへ、 車椅子にのっていたシュレシンジャ−氏が助ける。だが助けたのが気に入らないらしい、フランシスは。ワトソンはフランシス と散歩にいく。彼女は子供のころ、ここで夏を過ごしていたということである。そのときに馬に乗った男をみかけて、逃げ出す。

とにかく、風景が美しい。日本は風景の美しい所はたくさんあるが、それにおとらず、外国は改めて自然の緑が多くて、すばら しい所だと思った。

フランシスの兄が訪れる。そして、お金が必要です、というが、金はないと拒絶される。そして、またあの 男が現れる。ホ−ムズはワトソンの手紙で、一部始終を聞き、深刻な事態であるという。フランシスの兄のラフトンに、事情を 聞く。フランシスと口論をしたあと、失踪したのである。あの男は昔、フランシスが交際をしていたこと、そして、当時、身を 持ち崩していて、追放されたことを話した。ラフトンは家には、かねがないといっていたが、フランシスの宝石があり、海上 銀行に預けてあるという。

ホ−ムズはワトソンといく。フランシスがくるかもしれないのである。だが、そこにあの男が現れ、 ワトソンにとびかかる。その様子をフランシスは偶然みてしまって、逃げてしまった。捕まえた男に何があったのか話を聞く。 あれから、努力をし、金持ちになり、どんなぜいたくでもおもいのままだとフランシスに言ったのだが、答えはだめだといった、 ということである。昔のことを考えると、信用できないのかもしれない。

フランシスを助けたシュレシンジャは、伝道教会の所属というが、本当の姿は、詐欺師で殺人者であるということをホ−ムズはつきとめる。そして、シュレシンジャの所で棺が あり、中を調べたら、まったくの別人であった。

フランシスはどこに・・・・。

ホ−ムズはきがつく。あの棺が埋葬される ことを。埋葬される寸前、すぐ、やめろ、ひきあげろと叫ぶ。遺体の下にフランシスが、隠されていたのである。本当におそろ しいと思った。

生きてる人間もろとも闇に葬ろさろうとは。フランシスはシュレシンジャの正体がわかり、逃げようとして、 このようなめにあったのである。彼女は、そのため、ショックからたちなおるのに時間がかかりそうである。そして、その傍ら には、あの男、フィリップ・グリ−ンがささえている。彼は15年彼女を思いつづけてまっていたのである。

きっと彼の愛情で 時間はかかるかもしれないが、回復していくに違いない。彼女がこういう状態になってもそばにいてささえるということはなか なかできることではない。