ハドソン夫人が「上品な女性がお見えになりました。」と、いっても忙しいし、断ってほしいとホ−ムズがハドソン夫人にいったそばに、当の本人が姿をみせた。
一瞬、ホ−ムズもワトソンもその女性に見とれてしまう。バイオレット.スミスと名乗り、上品で可愛い女性であった。
母親と2人暮らしで、あるとき 、おじのことで2人の男にあう。カラザ−スとウッドレ−である。おじには遺産がない ということ、カラザ−スは、娘にピアノを教えてほしいとお願いされます。生活があるので引き受けたのですが、土曜日に帰り、月曜日にはお 屋敷に戻りました。
その前にウッドレ−がバイオレットにしつこく結婚をせまり、いやな思いをしていました。彼女には婚約者がいたのである。
土曜日に駅まで自転車で帰るときと、戻る時にひげをはやした男につけられる、それも近ずくではなく、ある一定の 距離を保ちながらついてくるのです。スゴクいやな感じですね。
ある時、向きをかえ、バイオレットは、つけてきた男を追いかけてきました。しかし、男は、素早くバイオレットは男を見失って しまいます。お話がそれて申し訳ございませんが、このホームズの冒の舞台となるイギリスは緑の多い所です。 どこかで見たことのあるような日本と同じような景色がたくさんあります。このシリ−ズのドラマをみるとつい回りの景色をみて感嘆させられることが多い私ですが、イギリスというと霧の国(産業機械、蒸気の国?昔のイメージですね(^_^;))のイメ−ジという印象しかしませんでしたが、緑が多く景色が美しいということが
再認識させられました(私の中で)。
ひげをはやした男がカラザ−スであるとホ−ムズ-は見破っていた。彼はバイオレットをウッドレ−から 守るために、あとをつけたの。
ウッドレ−はバイオレットと無理やり結婚させてしまおうと行動します。
しかし、カラザ−スが、ウッドレ−をピストルで打ってしまいます。牧師の前でとりおこなえばどうしようもないということなのか、結婚は成立なのか、新郎新婦が共に同意しなければ 成立しないということなので胸を撫で下ろしたのです。
かくしてバイオレットは婚約者と無事に結婚することができた。カラザ−ス達 からおじの財産を取り戻し、カラザ−スの娘を引き取り、幸せに暮らしているとのこと。ハッピーエンドです。