ホ−ムズは、体をこわし、静養のためコ−ンウォルに訪れていた。昼間は遺跡の調査、瞑想と過ごした。
だが、それもつかの間、 牧師館のラウンドヘイ牧師がモ−ティマ−という同じく牧師館にいる人間をともなってきた。ホームズを頼ってきたのだ。ワトソンも医者もだめだといった。体がもっと悪くなると、でもホ−ムズは話をきくといって制止した。
モ−ティマ−の実家での出来事 である。昨日はなんでもなかったのに、今朝、ショックを受ける。兄たちは恐怖の表情を浮かべ苦しみ、妹のブレンダ−は 死んでいた。モ−ティマ−はいつも早起きして散歩にでかけるのが習慣である。その時に馬車がモ−スピ−ドで走っていた。
医師のリチャ−ド先生である。今、モ−ティマ-の屋敷に行く途中ということで、大急ぎでかけつけた。先生は6時間もたって いるという。初めての症例ですというと、先生は具合が悪くなる。話をきいて、ホ−ムズは何か変わったことがありませんでしたかと聞く。モ−ティマ−はその時、窓を背にしてすわっていて、向かい側にすわっていた兄が窓越しをみて、なにか 動いたようにみえたといったが、たいしたことないと思った。
ホ−ムズは屋敷にいくという。ワトスンは止めたが動きだすと とまらないホ−ムズである。なにがなんでもこの事件を解決しようとするいきごみがある。そうなると止まらない。
屋敷の なかを調べて、家政婦の話を聞く。彼女はショックですぐにでもおひまをいただきたいという。
ホ−ムズは家政婦を落ち着かせ 話を聞き出す。モ−ティマ−は兄たちとうまくいっていず、その日も泊まることでもめ、そのあとこの状態になったのである。
ブレンダ−が死んだことが家政婦にとってショックだったようだ。とてもきれいな人であったと。彼女の遺体をみて、ホ−ムズ たちは本当に美しい人だったのだとおもった。遺体ににおいをかぎ、なにかを感じたらしい。変わった指輪をしていた。 庭先でモ−ティマ−の足跡を調べ、サンプルをとる。スタ−ンテ−ルという人が訪ねてくる。モ−ティマの母方の遠い親戚で アフリカへ行く途中、聞いて引き返してきたとのこと。なぜわかったかというとボクシから電報がきたとのこと。そのあと、 モ−ティマ−が死ぬ。ホ−ムズは地面に這いつくばり調べる。
悪魔のしわざという。
何か石のようなものをみて、ホ−ムズは 叫ぶ。実験をする。ランプになにかの燃焼によりガスが発生したのではないかと。実験を行い、ホ−ムズは昔のこととか いやなこととか、交差しながらおかしな気分になる。ワトソンの呼ぶ声で我にかえる。スタ−ンテ−ルを呼ぶ。荷物をアフリカ 行きにのせたまま引き返す。窓のそばにいるモ−ティマ−めがけて、赤っぽい石を投げた。ブレンダ−と恋仲で指輪を送った。 自分には妻子がいて結婚できなかったが、待っていてくれた。待ったあげくがこれだった。
悪魔の足をアフリカからもってきた。 これは脳細胞をだめにする。モ−ティマ−が盗んだのではないかと疑ったが証拠がない。そしてランプに悪魔の足をかけ、それを かがせた、モ−ティマ−は死んだ。アフリカに骨をうずめるつもりだったと話した。ホ−ムズはそれをきいて、その半分を やりとげなさい、ひきとめるつもりはない、私は休養できているのだからといった。ワトソンは君は法の執行者としたねという。
ホ−ムズは僕の愛する人があのようなことになったら、自分も同じ行動をするといった。