今回は、アニメ「時をかける少女」劇中イラスト(絵)について迫ってみたいと思います。 アニメ「時をかける少女」の内容はご存知の通り、過去に描かれたイラスト(絵)を未来から来た少年が見に来る内容です。
このイラスト(絵)は・・・ このイラスト(絵)は、博物館に勤務している和子(魔女おばさん)が、修復中のイラスト(絵)です。
数百年前、戦争と大飢饉によって
「世界が終わろうとしていた時代」に描かれたという設定です。
イラスト(絵)の名前は「白梅二椿菊図」(はくばいにつばききつず)と言います。
博物館の学芸員である和子の手で修復され、初めて世に知られることとなったのです。未来から来た少年がわざわざこの時代に来る理由であり、それだけきわめて重要なイラスト(絵)なのです。
アニメ「時をかける少女」の劇中では、未来から来た少年は、未来がどんな時代になっているか、語りません。しかし、わざわざこのイラスト(絵)を見に来たということは、もしかしたら、未来から来た少年の時代にもこのイラスト(絵)が描かれた時と似たような問題を抱えているのかもしれない・・・そんな雰囲気が漂ってくる、想像させるイラスト(絵)です!
原画は、極彩色も使われたビビットな色使い!!!この「白梅二椿菊図」を描いたのは、今、アニメーションの最先端を突っ走るマッドハウスの演出家である平田敏夫さんです!!!
平田敏夫さんは、「ボビーに首ったけ」「グリム童話・金の鳥」などで知られるベテラン演出家です。最近では、日本テレビで放映されていた原作一色まこと先生、アニメ「花田少年史」のオープニングが有名です。
難易度の高い!
高すぎる!!
発注を真っ向から受け止め、
見事に、時を超えて受け継がれる
神秘的なイラスト(絵)を完成させています。
さすがです!!!