ゲゲゲの鬼太郎」の原点!最初の鬼太郎をご存知ですか?
僕らの世代では鬼太郎は、人間社会で妖怪が巻き起こす事件を解決する、正義の味方、ヒーローとして印象付けられています。
しかし、水木しげるさんの最初に描いて、世間に出したマンガ「墓場の鬼太郎」では、正義の味方ではなく、むしろ悪役として描かれています!
今のヒーロー「ゲゲゲの鬼太郎」のイメージを壊したくない方には、
オススメできないです。
でも当時「墓場の鬼太郎」を描いた水木しげるさんの追憶として鬼太郎ファンなら必見です!
・・・今とは別物?!
「墓場の鬼太郎」について
この本には、タッチは違うものの鬼太郎他、今いる仲間(猫娘、ねずみ男など)の原型など、最初の姿がみれます。
鬼太郎の誕生や、目玉おやじの誕生など、
謎解きも多く、今の鬼太郎と照らしあわしてみるのも面白いです。
鬼太郎ファンには必読の一冊です!
筆者オカサンタも読みましたが結構、こう言っては何ですが絵がチョット・・・【汗】
当時、まだ水木しげる先生が、鬼太郎を描く上で、キャラクター自体があまり固まっていなかったような気がします。
しかしながら墓場の鬼太郎を描き始めた戦後というのは、今と変わらずヒーローものが大人気でしたが、妖怪、オカルトものも、かなり人気がありました。
だからほかのライバル漫画家さんより、より早く出すために出版社からあおられて、急いだ結果ではないでしょうか。
でも、このゲゲゲの鬼太郎、内容はかなり面白い!
全6巻なので興味本意で、最初は1巻だけ購入しました。最初は、まぁ「ふぅ〜ん」って感じで読んでおりましたが、結構、面白いあっという間に1巻読み終わって次が読みたくてすぐ買い求めました。