オカサンタが自動車整備士の専門学校に入ったころに取得できる整備士として最高位が2級自動車整備士というものでした。2級自動車整備士?と聞くと、じゃぁ1級自動車整備士もあるんじゃない?と思われます。何にも知らないオカサンタも入学する前から疑問でした。
整備士という国家資格は、もともと1級自動車整備士まであったのですがまで自動車、クルマというものの普及高くなり、技術、テクノロジーとしてこれ以上は、必要ない(2級整備士で充分補える)ということでお偉いさん方の判断で1級自動車整備士という資格自体を辞めてしまいます。その前に1級整備士の資格を持っている人はそのままというかたち。オカサンタは、丁度2級整備士が最高位の時に入学しています。
今は4年制として専門学校ではなく大学校というのが国家資格自動車整備士の学校は専門学校というレベルを超えて大学並みのカリキュラムの内容なので専門学校ではなく大学校という呼び名が主流です。
そして、2003年から1級整備士課程を造り新世紀に向けた 1級整備士課程は、2級整備士課程で培った幅広い知識を土台にして、一歩先のクルマが普及する前に、その技術を取得したスペシャリストを世に送り込むためです。そうしないといざ一歩先のクルマが普及してからそのクルマの整備、点検などの技術者がいなければ大変なことになってしまいますよね。
クルマのテクノロジーまた教育施設も1級整備士課程の施設のさらなる充実をはかって、オカサンタの通っていた学校もパワーアップしています。1級整備士試験が行われる前までは自動車整備士資格の最高位にありました。
オカサンタの取得している自動車の国家2級整備士はガソリン、ディーゼル、二輪、シャシの4つの種目に分かれます。高校卒業で入学資格が得られます。
そして入学試験合格で2年間で2級自動車整備科で学科と実習を経験し、ガソリン・ディーゼルの2種部門の試験をうけ合格すれば、2級ガソリン自動車整備士国家資格・2級ディーゼル自動車整備士国家資格の2つを合格、取得してはじめて2級自動車整備士といえるのです。
卒業までに取れる資格も多くなりました。
オカサンタがいた頃は、ガス溶接技能講習修了資格 アーク溶接業務特別教育修了資格だけだったのが、今は中古自動車査定士資格 ガス溶接技能講習修了資格 アーク溶接業務特別教育修了資格 有機溶剤作業主任者技能講習修了資格 低圧電気取扱業務特別教育修了資格 日本損害保険協会「募集人」資格 危険物取扱者(乙種第4類) とかなり増えています。
教室での授業は、ついていけましたが、実習は辛かったです。自分は甘ったれ坊やだから勉強よりも家に帰りたい。エンジン分解、組み立て、実験走行、実習がよりレベルが上がるにつれて帰る時間も遅くなりみんなの間では、残業技術専門学校と笑いながら言っていました。