父のしたことで狂ってしまったオカサンタでしたが、高校卒業から進学入学までかなり長い休みがあったので仲間とも会い、いろいろ馬鹿なことをして遊びながら話をしていくうちに心が休まり、願書の一件を話すだけで・・・誰かに悩みを聞いてもらうだけで精神的に休まる時ってありますよね?!そのとき1人の友人からこんなことを言われました。『まあ、オレたちまだまだ若いんだからいくらでもやり直しがきくって!そんなにあせんな!』その友人は、今では某自動車メーカーの開発部にいます。
気分一新で自動車整備士の専門学校へ入学し、通い始めて、一番困ったのが、クラスメイトとの会話です。
- クラスメイトY君『86(ハチロク)っていいよねぇ〜!』
- オカサンタ『うん、いいよね〜!』
それで会話が終わってしまいます。(笑)
そうです。高校時代からクルマなんて全く興味のなかったオカサンタとしては、自分の家のクルマの名前も知らない状態。
- 『86(ハチロク)って何???』
- 『スープラ?』
- 『GT-R?』
- 『ドリフト?』
- 『ゼロヨン(直線400メーターを2台の車で競争、加速とスピード、速さを競う)?』
- 『土屋圭一ってダレ?』
- 『馬力?馬の力ってこと???』
- 『13???(日産シルビアという自動車・クルマのこと。走り屋の定番のクルマ人気車種。走り屋:暴走走行する人のこと)』。
とにかくクルマ(自動車)、クルマ(自動車)、クルマ(自動車)のお話!!!考えてみれば専門学校というのは、その専門分野が大好きでもともとそれ系統の人たちが入ってくるので、初めは、ちんぷんかんぷん???
何言ってんだかわからない状態で、『うん。そうだね〜』。で誤魔化すしかありませんでした。大変でした。知らないってことがバレタラ、いじめに合う、仲間はずれにさえると思い必死に誤魔化して話をあやふやにしていました。そして本屋でクルマの本を並んでいる物を必死に見たり買って読んだりして覚えていきました。専門学校入りたての時は、クルマの免許も持っていなかったので普通の人(クルマの免許、普通自動車二種免許)よりクルマのことを知らなかったのです。大変でした。(笑)