第7回目からご紹介していますが『めちゃ2モテたいッ!』の数々のコーナーは、今現在の『めちゃ2イケてるッ! 』のにまで通じる企画、コーナーの原型があります。
『持ってけ100万円』とは？
正式名称は、『さすらいのギャンブラー矢部浩之の持ってけ100万円』です。
『めちゃ2モテたいッ!』時代から『めちゃ2イケてるッ! 』までそのまま続く
矢部浩之さん主役の企画です。
このコーナーは、『めちゃ2モテたいッ!』放送当時
「貧乏芸人のイメージのある矢部浩之に主役を！」ということで始まりました。
このコーナーは、矢部浩之さんに内緒（リハーサルなど矢部浩之さん本人抜きで行われる）でいきなり岡村隆史さんが司会、進行役として矢部浩之さんに『さすらいのギャンブラー矢部浩之の、持ってけッ100万円〜ッ』という出だしで始まる矢部浩之さんにとっては、びっくり、ドッキリにも近い企画です。
始まった時に矢部浩之さんのお財布を調査、その所持金からスタート！
ロケバスで移動しつつ封筒に入れた所持金をDANGEROUS・ZONE（デンジャラス・ゾーン）つまり人がウヨウヨ歩いている場所の路上に 現金放置人：佐野瑞樹アナウンサー（今現在の『めちゃ2イケてるッ! 』の準レギュラーとして活躍中）が矢部浩之さんの所持金を置くというもの。
この企画がシリーズ2回目以降から放送されるようになってから？当時から佐野瑞樹アナウンサーの巨体と人物自体が知名度？というか目立つため幾度となく変装する。
表向き放送中、矢部浩之さんには、岡村隆史さんが『雑踏にまぎれるため』などと、言い訳を付けて強行していきます。しかし、あまりにもふざけた、違和感、怪しさたっぷりで返って目立ってしまうという『ワザとやってんだろうぉ〜（笑）状態』。
矢部浩之さんにとっては、見ていられない、見ている僕（視聴者）も矢部さんの立場で見てしまうので『ハラハラ、ドキドキ』状態です。
しかし、佐野瑞樹アナウンサーや視聴者にとってはその企画でコスプレファッション的な面白さが追加され、シリーズ2回目以降は、佐野瑞樹アナウンサーがどんな格好をするのか楽しみで仕方がありませんでした。
現金を放置して30秒間、誰にも拾われなかったら放置した現金の倍額というルールですが、ロケが行われる前日に現金を放置する地帯に『持ってけ100万円！』宣伝ののポスターなどが施され、最終的には、拾われてしまい、大損するというお笑い芸人としては、矢部浩之さんは、優秀の美（オチ）を飾られております。
