トレンドワードメニュー
著:サキ
インターネットとテレビニュースの信憑性について考える「5」東電とマスコミの癒着
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
今回、福島第一原発では信じられないくらい大変な事故が起きております。常々、インターネットにある情報は週刊誌程度という考えを持っていた筆者である私サキですが、こういった現状の中で、テレビニュースとネット上の情報の信憑性について疑問を感じました。
そして、テレビニュース含む大手マスコミは、子供でもわかるほど、あからさまな情報統制が行われている可能性がある、といった内容を連日特集でお話しさせて頂いております。
今回は、東電会長の、ビックリする位ありえないネタです。
この原発問題について、大手マスコミ、特にテレビ局の姿勢や報道について、 雪印やミートホープの不祥事、不二家の不祥事の際とは結構違う対応だと思います。あのときは、あれだけ厳しく、時にはでっち上げまでしたというウワサもでるくらい、徹底的な追い込み。
しかし福島原発に関連する今回は、非常に甘くノラリクラリと放送中。NHKだけでなく民法各局も。
テレビを見て感じるこの不信感、津波の被害に遭われて、さらに原発の心配をされている方のお気持ちを考えると非常にいたたまれない気持ちになります。
前置きはここまで。先ほどの東京電力記者会見に会長が出てきて、2時間ばかりの会見がありました。内容は概ねこんな感じです。
記者:「事故当時、会長はマスコミ各人をつれて中国旅行に行っていたと、ある議員がいってました。旅費は誰持ちでしたか?」
会長:「全額ではないですが、東電が出しました」
記者:「東電が出したんですか!」
会長:「東電が少し多めに出しました」
記者:「それを癒着と言うのではないですか?誰と行ったか教えて下さい」
会長:「プライベートなのでお答えできません」
記者:「これはプライベートな問題ではありません!」
会長:「2,3日で調査してお答えいたします」
記者:「2,3日で隠蔽する気ではないでしょうね!」
こんな感じでごちゃごちゃし、東電運営担当がとめに入る。
少し着色があるかもしれませんが、東電会長がハッキリと癒着を認めています。これは天然なのか大事なことを隠す為の布石でしょうか?頭いいのか悪いのか?
これはビッグニュースでしょうが、きっとテレビニュースではやならそうで残念です。民法はお金払っていませんが、NHKは受信料を徴収しています。テレビ局は誰の見方なんでしょう。
ホントに正確なホットニュースはリアルタイムでぜひ歴史の証人に。おすすめホームページや記者会見についてはこちらでご紹介しています。
信憑性プラス楽しめる原発関連ホームページ (3月28日記事)
(記事内容、一部はヒラリー男爵さんから引用)