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映画タイトル | 蛇イチゴ |
|
---|---|---|
監督 | 西川美和 監督 | |
主演(俳優さん) | 宮迫裕之、つみきみほ、平泉成 |
著:サキちゃん
映画「蛇イチゴ」は2003年に公開された西川美和の初監督作品。日本の映画・邦画です。
あらすじ、評価批評、制作背景をお届けします。
蛇いちごはリアルで暗いストーリーながらもコメディ的な要素が混じったブラックコメディ映画です。
この映画、蛇いちごは、お笑い芸人コンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之が、初出演した映画としても知られています。映画の始まりから、陽気な曲が流れながら宮迫博之が喪服をきるシーンは顔を入れずに映されます。喪服?でも陽気な曲?とても妙ですが、すぐにわかります。喪服を着るシーンは、手慣れていてとてもカッコ良く、腕には、とどめのロレックス!
宮迫さん演じる明智周治は、10年前に父・芳郎から勘当された明智家の長男。立て続けに起こっている香典泥棒の犯人、そして喪服が商売道具だったのです。
ストーリーの舞台となる一家・明智家。身近にいそうな平凡な家族。父・芳郎役を平泉成が演じ、ごく普通の競争社会にいるサラリーマン。そしてそれを陰で支える母・章子(大谷直子)。母・章子は痴呆症の祖父・京蔵(笑福亭松之助)の面倒も文句ひとつ言わずにこなす専業主婦。
そして、ごく平凡な家庭に育った長女・倫子(つみきみほ)。幼い頃から夢だった小学校の先生をしている倫子は同僚の教員・鎌田賢作ともうすぐ結婚すると言うことですることで幸せな気持ちでした。
しかし、平凡な家族にも秘密があり、父・芳郎は、会社を首になり、携帯電話代も払えないありさま。毎朝、長女・倫子と仲良く電車通勤するも出社する勤め先もなく、もといた会社の人事課前田三郎(寺島進)に新しい仕事先を紹介してもらっている状況。
ある日、祖父・京蔵が亡くなり、そのお葬式に、取立て屋(菅原大吉)が乗り込んできて、親戚、近所、お葬式の参列者の前で、恥をさらされてしまい、父・芳郎は窮地に立たされます。
そのピンチに、堂々と入り込んできたのが、兄・周治(宮迫)でした。周治は、取立て屋を見事追い返すのでした。このシーンは、リアルでドキッとしますが、周治の活躍で難をしのぐところです。
勘当されたのに難なく両親は信頼し、心を許してしまいましたが、妹の倫子は表向きやさしく振る舞いますが、昔からでたらめ、イイカゲン、と言う印象から心を許さず、また香典泥棒が兄・周治であることを知ってしまい、このままだとうちの財産もだまし取られてしまうと考え、家から追い出そうとするのですが・・・。
明智家の家族は宮迫博之が映画初出演にもかかわらずとてもいい演技、またそれを取り巻く家族も申し分のない経験の深い俳優さん達です。
中でも祖父・京蔵役の笑福亭松之助は、私は初めて拝見しましたが、とても印象的でした。後で知ったのですが笑福亭松之助は、バラエティ番組には欠かせない大物タレント明石家さんまの師匠として有名ということで、世間知らずのわたしにはとても驚きました。前歯が印象的で、顔全体がキャラクター的な感じがあり、印象の強いお顔をされています。明石家さんまの前歯も師匠譲りなのでしょうか?
声は「ディア・ドクター」に出演した笑福亭鶴瓶さんに声が似ているのでその都度「あれ?」と思わず思ってしまいました。痴呆症の老人としてとてもいい演技でした。その他に出演なさっている映画を是非とも見たくなりました。
また、電話腰と1シーンに佐藤浩市が出演しています。ストーリーが進むにつれて、また出て来るのかと思いましたが、それ以外画面には出てきませんでした。ほんとにちょい役で驚きました。
ちょい役は他にも寺島進が。今までの映画とは印象の違う演技で驚きました。
また同じ雨上がり決死隊の相方、ホトちゃんこと蛍原徹もちょい役で、宮迫博之と絡むシーンがあり、普段のお笑いとは違う印象がありました。
以上、日本の映画 蛇イチゴ、サキのあらすじ評価評論、あらすじでした。