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映画タイトル | Dear Doctor(ディア・ドクター) |
|
---|---|---|
監督 | 西川美和 監督 | |
主演(俳優さん) | 笑福亭鶴瓶 |
著:サキちゃん
「ディア・ドクター」は2009年に公開された女性監督の映画です。邦画です。
あらすじ、評価批評、制作背景をお届けします。
ディア・ドクター、個人的に絶対に見てほしい映画です。なのでネタバレは避けて?さわりからお話しさせて頂きます。
Dear Doctor(ディア・ドクター)の監督は、日本女性の監督としてトップランナーの西川美和さん。監督としては、短編映画を省いても「蛇イチゴ」「ゆれる」と数えるほどですが、映画にはとても長く携わってきた西川美和監督。私、筆者サキといたしましては、とても注目していただけに監督デビューが遅かったというイメージです。
しかし、経験が豊富な分、作る映画はどれも力作ばかり、今回の「Dear Doctor(ディア・ドクター)」も数々の映画賞を受賞した「蛇イチゴ」日本の映画賞を総ナメにした「ゆれる」も自ら原作、脚本を担当。世界的に注目されている監督です。西川監督ご本人が「原作ものばかり映画化していると日本から作家が消えてしまう」と言うコメントをどこかで読んで印象的でした。あくまでもオリジナルにこだわり、ゼロからの映画作りをしているところがすごいです。
ディア・ドクター、映画の内容は、現実問題とされている僻地(へきち)都会から遠く離れた農村での医療問題を題材にしていることですが、内容的には、ひとりひとりの人間性を描いたヒューマン映画になっています。
山あいの人口千人足らずの小さな村で唯一、医師として診療所に老人達の診察をしていた笑福亭鶴瓶さん演じる伊野治(いの おさむ)と言う医師が、突然失踪してしまう事件から物語が進みます。曽根登喜男村長をはじめ、村人はあわてふためいていました。そしてストーリーが過去にさかのぼり、どうして名医だった伊野先生が突然失踪するまでのと伊野先生が失踪し、捜索担当の刑事ふたりの捜査をしている現在とで交差して物語が進みます。
そして、神和田村に瑛太さん演じる相馬啓介が研修医として伊野医師と3年間助手を務めている余貴美子(よ きみこ)さん演じるベテラン看護師大竹朱美の診療所に訪れます。軽い感じで研修を終わらせてこようという相馬研修医師は、次第に伊野医師が地域とふれあい、患者さんひとりひとりとふれあうことに生きがいを感じていきます。しかし、なにか不可解なことに気づき始めるのでした。
伊野先生は、今まで誰にも言えない秘密があったのです。でも誰も知らないというのは間違いで、そばで仕事をしていた相馬医師や看護師大竹は、わかっていた感じがします。
その秘密とは別に、今まで心を開かなかったひとり暮らしの老人、鳥飼かづ子とのふたりだけの秘密が引き金となり、失踪してしまうのでした。
この映画のキャッチコピーに「その嘘は、罪ですか・・・」というものがあります。この映画は、この言葉通り考えさせられるストーリーと内容です。
以上、映画 犯人に次ぐ、サキの評価評論、批評でした。