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著:サキ
食べ物と放射能「23」
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
首相が変わったからでしょうか、新米の時期だからでしょうか、このところ、食べ物と放射性物質に関する情報が多く話題になっています。
今回は、非常に問題としなければならない問題が公表されました。残念ながらビッグニュースと言わざるを得ない内容です。
内容としては、千葉県産の販売されているお茶を厚生労働省が購入、抜き打ちで検査、非常に高濃度のセシウムが検出されたと言うことです。
以下、一部引用です。
「
厚生労働省は2日、埼玉県産の製茶3検体と千葉県産の製茶1検体から、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表。
国立医薬品食品衛生研究所が市販されている各自治体の製茶や卵などの食品の抜き打ち検査を実施していた。同省は、両県に対し同じロットの商品の流通状況などについて調査を指示した。
厚生労働省によると、同研究所が5月下旬に購入していた千葉県産の製茶から規制値の5倍以上にあたる2720ベクレルが検出。
」
(ソースは毎日新聞系記事)
ということです。高く設定されている暫定基準値をさらに大幅に超える放射性セシウム、2720ベクレルなんて、何かの間違いであって欲しいとしか言いようがありません。
年間被曝量20ミリシーベルトというのも、越えてしまわないか、不安が高まるほどのセシウム汚染でしょう。
ということで、この製茶、なぜこういった事態になったのか?千葉県の隠蔽か努力不足だかわかりませんが、このお茶はまだ市場に出回っている可能性があります。
また、3月の原発事故以来、信頼が地に落ちていた厚生労働省ですが、個人的にイメージが少しアップしました。この一件で持ち直したといっていいかもしれません。これからにも期待を感じさせてくれますが逆に千葉県はどうでしょう?3月の原発事故からずっと隠蔽やウソなどが話題にされ、ダークなイメージが消えない千葉県、千葉が大好きな筆者にとって非常に耐え難い状態です。
それから可能性としては、東京や神奈川はとても隠蔽がしっかりしていて、ダークな話題が漏れない、といった可能性もなくはありません。そんなことを考えてしまうほど、あまりに千葉県ばかり問題が起きているのが現状でしょう。
インターネット上の反応について
- 森田が市場に出てるのは安全と言っていたばかりなのに・・・
- これはギャグですか・・・
- 埼玉と千葉は検査に消極的なのか。
- 千葉県のお茶だけが危ないのか?他の食べ物は?
- 自主的に検査していないような他の食品も不安。
- 赤信号みんなで渡れば怖くない。
- 千葉県のお米は本当に安全なのか?
- 茶葉や荒茶の時はいったいどれくらいだったのだろう?
追記
埼玉県産の製茶からは最大で規制値の3倍以上の800〜1530ベクレルということです。
埼玉県のお茶でもいろいろありますが、どのブランドのお茶かはわかりません。
以下、私のレポートページのご紹介です。
実は筆者である私サキにも2歳になる子供がいます。
放射能に関してはできることだけでも気をつけておかないと、将来、子供に合わす顔がありません。
そんなこともあって、日々いろいろと調べています。そしてまとめています。
以下、私サキが見つけてきた、少しでも安全な野菜と買い方ポイント、できれば欲しい放射線測定器など、各種レポートです。
これらのレポートは試せる限り、調べられる限り特集として連載していきます。
(野菜を測定できる放射線測定器はやっとみつけてきました。現在、ウクライナ直輸入モデルは高性能なガイガーカウンターがかなり低価格で購入できるようになっています。)