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著:サキ
食べ物と放射能「15」 茨城県産の麦、暫定基準値下回るもまずまずの放射能汚染
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
今回は日々の生活の食事、食べ物において切っても切り離せない麦に関しての話題です。
日本でも有数の麦の産地である茨城県産の麦が放射性物質の検査を実施、結果が公表されました。
以下、一部引用となります。
「
茨城県農林水産部は28日、初めて県産麦の放射性物質の検査状況を発表した。県内13市町で採取された二条大麦は放射性セシウムは1キロ当たり31〜250ベクレル、14市町村で採取された六条大麦は同9〜114ベクレル、行方市で採取されたはだか麦は同160ベクレルで、いずれも暫定基準値の同500ベクレルを下回った。
6月1〜20日に採取分を日本食品分析センターで検査した。
」
(ソースはサンケイドットコム)
二条大麦に関して、放射性セシウムが最大250ベクレルと、決して低い値ではありませんが、国の暫定基準値は下回ったという結果です。(実際の検査方法については未確認)
ギリギリでも何でも、暫定基準値を下回ったということは、茨城県産の麦は市場に出回ることになります。私たち安全な食べ物が欲しい人にとって、あまり納得のいくことではありません。
大麦が元となる食べ物・飲み物
麦はどういった食べ物、飲み物の原料となっているのか?
少し気になったので調べてみました。麦には種類があり、今回話題となっているのは大麦と裸麦です。小麦とは用途が若干違います。
大麦の用途といえば、例えば麦茶。昔から夏と言えば麦茶ですね。夏場に不足するミネラルを含んでいます。この麦茶に関しては、茨城県に工場があります。
そのほか、食べ物では麦飯、味噌、麦とろ、麺類の一部、醤油、お菓子など。
飲み物では焼酎、ビール、ウイスキーなど。
大麦・裸麦は全体的に、それほど多量に摂取しないものや、摂取しなくても問題がないものですので、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。
食べ物に関してその他のキーワード
- 茨城県産のキタムラサキウニ、イワガキ、エゾアワビなど暫定基準値を下回る。放射性セシウムと放射性ヨウ素について、最大でキロ当たり450ベクレル。
- 野菜の産地偽装問題に関して、野菜は時期によってある程度、産地が特定できます。千葉や茨城の野菜を摂取しなくても、代わりとなる野菜を発見することができそうです。
以下、私のレポートページのご紹介です。
実は筆者である私サキにも2歳になる子供がいます。
今、できることだけでも気をつけておかないと、将来、子供に合わす顔がありません。
そんなこともあって、日々いろいろと調べています。そしてまとめています。
以下、私サキが見つけてきた、少しでも安全な野菜と、買い方ポイントやできれば欲しい測定器など、レポートです。
これらのレポートは試せる限り、調べられる限り特集として連載していきます。
(野菜を測定できる放射線測定器はやっとみつけてきました)