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著:サキ
食べ物と放射能「13」 福島の漁業、千葉の港で水揚げ
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
カツオ、特にお酒が好きな方や料理が好きな方に人気の魚ですが、このカツオの水揚げについてニュースがありましたのでご紹介します。
以下、一部引用となります。
「
福島県いわき市の「県旋網漁業協同組合」は21日、同市の小名浜港で予定していたカツオの水揚げを、仲買人らの間で原発事故の影響による風評を懸念する声があるとして断念、千葉県の銚子港に水揚げした。
カツオは、19日に茨城県の那珂湊沖約300キロの海域で取った約17トン。
「小名浜港から水揚げすると福島県産となり、買い手がつかないと 判断された。残念だ」と話した。
水産庁が現在、福島県沖で取ったカツオのサンプル調査を実施、 近く結論が出る予定。
同漁協は今月1日、八丈島から千葉県犬吠埼にかけての沖合でカツオ漁を再開し、 他県の港に水揚げしていた。
」
(ソースはサンケイドットコム)
簡単に言えば、福島の魚を他県の港に水揚げしている、ということになります。
魚というのは、水揚げした漁港が産地になるため、こういった事が簡単に起きてしまうのですが、少し前は千葉の漁港でも、福島の船は水揚げ禁止などやっていたみたいです。どうやら現在はそうではないらしいですね。
行政が行っている魚の放射線検査では、皮をはいで内臓とって頭も取って、お刺身の状態にして検査していると言うこと。
それでも多少なりともセシウムが発見され、またストロンチウムやプルトニウムについては公開されておりません。今後、中サイズ〜大サイズの魚が放射能汚染で危険になってくるといわれていますが、福島県沖の魚はどういう結果になるか注目です。
風評という点で言うと、これはもう安全という行政が風評なのか、危険というのが風評なのか、もうわからない状況です。
それとここで出てくるサンプル調査ですが、これは汚染された茶葉を輸出なんてこともありましたので、信用できる調査は全量検査ということになります。
その他、魚に関する点について
そのほかに魚に関して言えば、静岡産、三重県産の魚がスーパーで増えているという情報も。未確認ですが。魚の産地に関して言えば、脱法であっても違法ではない、産地偽装だかどうなのか?
だから不安なわけです。漁業の場合、高濃度汚染水が福島の海に流れてたわけで、それが海流に乗って広がっているわけです。
結局のところ、魚も外国産が安心ともいえる状況で、100円の回転寿司チェーンでは、ホームページに外国産地を明記しているお店もあります。
日本の産業を守りたい、でも、家族が心配。悩むところなので行政の検査だけはしっかりと実施して、公開してもらいたいですね。
以下、私のレポートページのご紹介です。
実は筆者である私サキにも2歳になる子供がいます。
今、できることだけでも気をつけておかないと、将来、子供に合わす顔がありません。
そんなこともあって、日々いろいろと調べています。そしてまとめています。
以下、私サキが見つけてきた、少しでも安全な野菜と、買い方ポイントやできれば欲しい測定器など、レポートです。
これらのレポートは試せる限り、調べられる限り特集として連載していきます。
(野菜を測定できる放射線測定器はやっとみつけてきました)