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| タイトル | 原発事故のニュース、信憑性について「13」 |
サキの特別レポート |
|---|---|---|
| 流行検索キーワード | 原発事故、福島 | |
| 日付 | 2011/06/19 福島原発関連の検索人気キーワード |
著：サキ
原発事故のニュース、信憑性について考える「13」 文系が記事作成、理系がつっこみ
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
原発事故に関連するニュースを日々お伝えしている当ホームページですが、今回はインターネットに限らず様々な記事において、信憑性を含む内容のスタンスなどを考えてみます。
現在まで、全く日常的でなかった放射能に関連する知識。そのため、テレビ放送でもデータが有りながらも間違った分析をしていることが多々あります。
インターネット、雑誌週刊誌、これらの媒体において、基本的には文系として成長してきた方が記事を書くことが多くなっています。私も文系です。
この文系の特徴として、「記事を書くことになれている反面、数字に弱い場合もある。」わけです。
読んでもらえる文章、注目を集める文章、誰にでもわかりやすい文章を作成しますが、理論的な解説、データを並べて理解させる解説、公式や数字の解説は少なめになりがちです。
では理系は？といえば、数字を元にしたわかりやすいホームページもあります。ありますが、多くの場合、文章を書くことが少ないために、情報発信される方が少なく、さらに読みにくい記事が多いです。
反面、なんで？という疑問に答えてくれるのはやっぱり理系の方の記事です。
ポジション的に文系の記事につっこむ、文句を言うのが仕事ともいえ、知識が豊富なために固定観念が強いといった傾向も見受けられます。
結局のところ、インターネットなどでも文系が記事を書いて理系が突っ込む。こんな構造となっています。テレビでは、文系がお伝えして理系が突っ込む。といった感じでしょうか。
現在はあらゆるところから情報を入手できるので、いろいろな立場の方の記事を読むことができます。
だからこそ、このホームページを含め、一つの記事、一つの情報をすべて信用するようなことはせず、複数の記事や情報に目を通すことが、少しでも正しい知識を身につけるための基本かもしれません。
テレビでも間違った内容を放送
先日テレビの放送で、放射線量測定から安全性に関して、データを元にした解説をおこなっていました。
しかし内容に大きな間違いがあったということで、武田先生がブログで指摘されています。
マスメディアの代表といえるテレビでもこんな感じです。一般人にとっては、少なくともインターネットで裏付けを取らない限り間違いと言うこともわからない訳です。
内容は、「東京都が行った都内の放射線測定」についてでした。どのチャンネルでも放送されたと思います。
地上から1メートルの位置で測定したという放射線量データ、これを放射能の安全性に関する常識と照らし合わせて、結果的に安全かどうかといった部分に違いが出ています。
テレビがわざと都合のいい解釈で放送したのか､知識不足だったのか判りませんが、こんなんで安全安全といわれたらたまりません。
放射能に関することには、慎重すぎるくらいでちょうどいいはずです。
東京のお母さんは気をつけてください、ということで、詳しくは武田先生のブログで数値を用いて説明されています。
空間線量と内部被曝、正しくはこの値まで
要点としてはこういう事だと思います。
- 東京都の測定のうち､１時間に０．１１マイクロシーベルト以上の地域は法律的に違法状態にあり、子供の健康に障害を及ぼす可能性がある。
- 内部被曝を入れた値を使い､外部被曝の測定値を使った番組は、明日の朝の番組で修正するかどうかが、その番組の誠意を示すバロメーターになる。
- 福島原発事故が起こったあと、東京も放射線の強いところは１時間で１マイクロシーベルトを越えていた。しかしテレビでは安全を繰り返し強調していた。
ちなみに私はこう理解しています。子供の内蔵の高さで0.1マイクロシーベルト/時を超えると危険の可能性がある。食べ物を気をつければ危険の可能性が減る。
日本のお母様、日本人の平均寿命が低下しないように、大事なお子様のために、様々な情報を元に判断していただければと思います。
本日の気になったこと
日曜日の昼間、テレビでこんな特集がされていました。
東京、神奈川、千葉の首都圏の家族が福島から少しでも遠くに引っ越す（避難する）家族が急増中ということです。
その中で、沖縄、石垣島（人口4万8000人）に移り住む方も多いらしく、ピックアップされていました。
子供は砂遊びができ、お母さんは食べ物の心配がいらないと、首都圏よりストレス無く生活ができる様子を伝えていました。
実は筆者である私サキにも２歳になる子供がいます。
今、できることだけでも気をつけておかないと、将来、子供に合わす顔がありません。
そんなこともあって、日々いろいろと調べています。そしてまとめています。
以下、私サキが見つけてきた、少しでも安全な野菜と、買い方ポイントやできれば欲しい測定器など、レポートです。
これらのレポートは試せる限り、調べられる限り特集として連載していきます。
（野菜を測定できる放射線測定器はやっとみつけてきました）