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著:サキ
海水浴場の放射性物質、6月中に安全基準
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
放射性物質の海への流出がたいへんな量になっていますが、実際には計測できていない汚染水の流出など、実は相当な量が海に流れ出ているのではないか、そんな噂もされるほどになってしまっている太平洋側の海。
そんな中、夏になり海水浴場はどうなるのか?疑問に思いましたので調べてみました。
以下、一部引用を含みます。
「
海水浴場で福島第一原発の事故による放射性物質の影響を心配する声があるとして、環境省は国の「安全基準」をつくる方針を決めた。
同日に開いた懇談会で専門家から出された「飲料水よりも厳しい基準にすべきだ」などとの意見をふまえ、 海開きに間に合うよう、6月中にも基準を公表する。
同省によると、自治体などが管理する海や川、湖の水浴場は全国に約850カ所ある。利用者の不安をなくすため、千葉、東京、神奈川、静岡など放射線を独自に測る都県が相次いでいるが、安全性を示す国の基準はなかった。
こうした状況を受けて、半減期が2年以上と長く、検出例が多い放射性セシウムの指針をつくる必要が高いという認識で専門家らの意見が一致した。
また、「海水浴は生活に必ず必要なわけではないので、基準を厳しめにして余分な被曝(ひばく)を抑えるべきだ」などとして、国が定めた飲料水の暫定基準(放射性セシウムは 1キログラムあたり200ベクレル)よりも厳しい指針値とするよう求める意見が多かった。
」
(ソースはアサヒドットコム)
ということで、6月中に国の安全基準を作成するということです。
しかしながら国が作成する安全基準は、放射能関連の測定結果を見てから、都合のいい数値にするだろうという意見があり、どのような基準になるかは発表されるまでわかりません。
これに関して、私の個人的な考えでも、福島市などの累積放射線量を見ながら定めたと思わざるを得ない放射線量の年間基準値の例をみても、不安を感じます。
現在のところ、海水浴場の基準値に関しては、「飲料水の暫定基準値より厳しく設定する」可能性が高いといった感じですが、これ、逆に言えば飲料水の放射性物質、暫定基準値が緩すぎるというわけでもあります。
飲まない海水浴の水より、口に入れる水道水の基準値の方が緩いというのは、納得いきません。
それから、今回もセシウムのみを基準にすると言うのも、不安を感じてしまう点です。危険と言われる放射性物質、プルトニウムやストロンチウムについてはどういう考え方なのでしょう。
こちらの検査結果も発表、そして考慮して頂かないと、セシウムが検出されたということはプルトニウムやストロンチウムも混ざっていると考えてしまいます。
海水浴場に関する基準値、そして検査結果については、もうしばらく待たないと行けませんが、今までもラジウム温泉なんていう温泉もあります。(ラジウム温泉はごく微量な放射線を浴びる)
ラジウム温泉を考えると、上記のように不安はいろいろあれど、海水浴についてはそこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。
検査結果次第ではありますが、放射能により傷ついたDNA(遺伝子)は時間と共に回復もするといいます。そのため、例年より回数を減らす、海に入る時間を減らす、など対策で問題ないかもしれません。
以下、追記となります。
茨城県が海水浴場安全宣言
6月16日早朝、茨城県が海水浴場安全宣言を発表しました。放射性物質の検査を行った結果、十分低い値で問題ないということです。
茨城県で開設予定の県内全17カ所の海水浴場での検査結果ということで、海水からヨウ素やセシウムなどは検出されず、砂浜の放射線量は1時間当たり0.05マイクロシーベルト 〜 0.14マイクロシーベルトでした。
0.14マイクロシーベルトという値は、十分高い放射線量だと感じますが、海水浴場別の検査結果は公表されていません。
国の安全基準選定を待たず、独自に検査した茨城県が、先に安全宣言した形となりました。
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