トレンドワードメニュー

著:サキ
食べ物と放射能「11」 静岡・本山茶からセシウム、検査拒否の県も
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
静岡県の茶葉、神奈川県の茶葉から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことが既出の通りですが、今回、静岡市葵区の本山茶の製茶から、基準値を超える放射性セシウムが検出されました。
その他、お茶と放射性物質に関連しまして、検査されていればまだ安心!「検査しない方針を決めた県」についてをお伝えします。
「
静岡県は9日、静岡市葵区の本山茶の製茶から、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を上回る679ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
」
(ソースは読売新聞など)
国の「基準値」ではなく、「暫定基準値」を超えています。暫定基準値は一時的な基準です。
この点、注意してチェックしてください。
お茶は茶葉から荒茶になって、製茶になります。
この課程の中で、茶葉から荒茶になる時点で放射性物質は5倍に濃縮されると言います。製茶にしてからは商品の都合上、洗って検査するわけにはいかないと思いますので、仕方がないものなのでしょうか?
静岡県の製茶からセシウムが検出されたことについて、インターネット上では様々な話題が提起されています。
その中でやはり多い心配は以下のものです。
- 静岡まで汚染されているということは、関東一円がやはり汚染されているのか?
- ペットボトルのお茶は大丈夫なのか?
- 出荷規制になった植物はどう処理されているのか?
私自身も非常に気になる問題です。多方面を調べレポートします。
検査されていればまだ安心、検査しない県もあります
厚生労働省が生茶葉を乾燥させた「荒茶」の放射能検査を東日本の14都県に求めた問題で、神奈川、埼玉、栃木の3県は検査をしない方針を決めています。
また茨城県は最終方針を決めていないということですが、検査には応じていない模様です。
神奈川、埼玉、栃木、茨城の代表的なお茶の銘柄
- 神奈川県 = 足柄茶
- 埼玉県 = 狭山茶
- 栃木県 = 黒羽茶、龍井茶
- 茨城県 = 奥久慈茶
これらの県では、茶葉農家を守るために検査を行っていません。現在の暫定基準値では茶葉農家が壊滅してしまうというのが言い分だそうです。
とはいっても、暫定基準値も世界的に考えれば非常に緩い基準になっているのは間違いなく、日本人だけ放射能に強いわけではありません。
暫定基準値を多少下回った程度の安全性では口に入れたくないのが現実でしょう。
これら検査拒否の県ではこの暫定基準値をも上回った放射性物質を含む商品が出回る可能性があります。まさに正直者が損をする状態ですので、茶葉ブレンドによる販売にはできる限り注意していきたいと思います。
当ホームページ内の食べ物と放射性物質に関連する2011年記事は下記にまとめています。
放射性物質と食べ物と安全性の話題一覧