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著:サキ
食べ物と放射能「10」 貝、ウニ、そして川魚から多量のセシウム検出
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
福島県が貝などの海産物、川の魚から暫定基準値を超える放射性物質が検出されたと発表しました。
以下、一部引用させていただきます。
「
福島県は2日、いわき市のウニとホッキ貝、南相馬市のアユ、白河市のヤマメから、暫定規制値を超える放射性セシウムが検出したと発表した。
県によると、これらの魚介類は5月26〜28日に採取され、放射性セシウムが620〜2900ベクレル検出された。福島県沖では漁を自粛しているため、ウニとホッキ貝は市場に出回っていない。県は白河市の阿武隈川でヤマメをとらないよう、漁業関係者らに要請した。南相馬市のアユは禁漁期間中。
」
(ソースはヨミウリオンライン)
セシウムの暫定基準値はウニ、ホッキ貝、アユ、ヤマメともに1キロあたり500ベクレル
今回は海産物であるホッキ貝やウニだけでなく、川魚からも暫定基準値を大幅に超えるセシウムが検出されてしまいました。
暫定基準値とは一時的には我慢しなければならないという値です。だから非常に高い500ベクレルという基準値が設定されているわけですが、それさえ大幅に超える放射性物質セシウムが検出というのは非常に残念です。
また、海中には非常に多くの、もう単位をいってもピンとこないほどの放射性物質が流れ出てしまったために、セシウムだけでなくストロンチウムやプルトニウムも混ざっている可能性は高いです。
しかし今回、良かった点としては、情報を隠さず、汚染濃度の高い海で行政がしっかりと検査をしてくれたと言うこと。
検査方法については現在、詳しい情報はありませんが、とりあえず体に危険という情報を公開してくれた点については評価したいと思います。
この、白河市というのは福島県の中でも関東に近い地域です。
ではなぜこの白河市で?といえばやはり川だからでしょう。福島の原発に近い地域からも流れてきますし、地面の放射性物質も少しづつ雨で流されて川に向かいます。
今回の阿武隈川についてはわかりませんが、川の水は水道水にもなっています。
アユの今後、出荷規制は?
ひとつ、注意深く見守りたいポイントがあります。
それはアユですが、現在は禁漁中ということで汚染を公開しています。これが禁漁開けには出荷規制ではなく、ぎりぎり基準値以内と言うことで流通してしまう可能性が考えられます。
他の野菜などを見ていても、なんとか暫定基準値内に押さえる測定という、まさに逆の計測というのが目立つために、ここは注目のポイントです。
参考:食材の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)
牛乳・乳製品 300ベクレル/kg
野菜類 (根菜、芋類以外 ) 2,000ベクレル/kg
・セシウム(Cs-137)
牛乳・乳製品 200ベクレル/kg
野菜類 500ベクレル/kg
穀類 500ベクレル/kg
肉・卵・魚 500ベクレル/kg
当ホームページ内の食べ物と放射性物質に関連する2011年記事は下記にまとめています。
放射性物質と食べ物と安全性の話題一覧