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| タイトル | 放射性物質と食べ物について「7」 |
サキの特別レポート |
|---|---|---|
| 流行検索キーワード | 原発事故、福島 | |
| 日付 | 2011/05/17 福島原発関連の検索人気キーワード |
著：サキ
食べ物と放射能「7」 静岡県が放射性物質「荒茶」検査を拒否 要望書を提出とお茶の対策
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
先日お茶の葉から放射性物質が見つかり、出荷停止および商品回収となった静岡のお茶ですが、今度は静岡県が検査に反発、となっています。以下引用を含めご紹介ます。
「
茶葉から放射性セシウムが検出されたことを受けて厚生労働省が自治体に依頼した「荒茶」の検査に、茶どころの静岡県が反発している。
茶葉は暫定規制値を超えていないのに、加工段階だと超える可能性があるためだ。岩瀬洋一郎副知事らは細川律夫厚労相に荒茶を検査対象にしないよう求める要望書を提出した。
厚労省は１６日、生の茶葉に加え乾燥させた「荒茶」も検査し規制値（１キロ当たり５００ベクレル）を超えるものが流通しないよう東北、関東などの１４都県に通知した。加工工程でセシウムが５倍程度濃縮するので、安全管理のため検査が必要と判断したという。
要望書は「荒茶は消費者が直接口にするものではない」「生葉と飲用茶で規制値を下回った茶葉が、荒茶で規制値を上回る矛盾が生じる」と指摘。生葉と飲用茶だけで検査するよう求めた。細川厚労相は「よく検討したい」と話したという。
」
（ソースは毎日新聞）
なお、神奈川県も１７日、黒岩祐治知事名で厚労相、農相あてに、生葉だけを検査するよう求める要望書を提出したとの事です。
お茶葉をそのまま食べるのは注意、お茶を飲むのは少し注意
もうお茶は飲めないなんて心配している方もいらっしゃると思いますので、簡単な予測を。茶葉から荒茶という課程での濃縮は５倍程度。それを越してお茶にする段階では、セシウム値はある程度減ると思われます。
問題は、粉末のお茶や荒茶をそのまま食べる場合でしょうか。
元の茶葉からの濃縮は５倍程度、それを越して飲むのがお茶というわけで、キロあたりセシウムはある程度減ると思われます。
しかし、毒はわからないものは口に入れないのが鉄則、と考えれば危険なことは間違いありません。魚や肉と一緒です。乾燥茶葉を料理に使うことだってあり、越して飲むお茶より、こちらはより深刻でしょう。
（セシウム暫定基準値 500ベクレル/キロ）
短期間なら我慢するしかないというのが暫定基準値。いったいいつまでこの驚異的に 緩い数値の暫定基準値が続くのでしょう。 ちなみに神奈川では昨日荒茶でセシウム3000ベクレルというとんでもない数値がでたということです。
（ソース未確認）
静岡のお茶の危険、対策は？
ほとんどがブレンドされ産地は当てにならないお茶、摂取を少しでも控えたい方に、方法を調べてみました。
静岡が強いのは、なんと番茶、普通煎茶という低価格商品ということです。
「かぶせ茶」、「玉露」という高級なものになると、静岡は驚くばかりの人気の低さとなっています。
つまり、「高級品に弱く、低価格品に強い」。これが静岡茶のブランドとなっています。だったら、少し値は張りますが、かぶせ茶や玉露を使用しているお茶を買えば、静岡産のお茶を摂取する可能性は減るかもしれません。
静岡のお茶、関連商品について
- お茶を食べちゃう！飴1袋に茶葉3800mg使用！静岡産茶葉100％
- 野菜感覚で食べる茶葉 「め茶美味（ちゃうま）」
- 静岡 静岡産茶葉使用のパウダー緑茶 食べる＆とけるお茶