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著:サキ
原発事故のニュース、信憑性について考える「9」 放射能の拡散予測公開へ
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
日本には原子力事故時に放射性物質の飛散予測を行う「SPEEDI(スピーディ) 」というシステムがあります。先日、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していたことが明るみになりましが、(4月2日・日本の放射性物質拡散予測の好評自粛)、枝野官房長官は4日、気象庁に公開を指示したということです。
こちら、官房長官の記者会見で話していました。
ということで、今後、気象庁が発表する放射性物質の拡散予測を確認出来るようになると思います。
私サキは、他国が発表してくださる放射性物質拡散予測との比較も行っていきたいと思います。下に、いくつかのホームページをまとめます。
ドイツ発表・拡散予測ホームページ http://www.dwd.de/
・数字が苦手な方にぜひ。
関東各地の放射能値の可視化 http://microsievert.net/
水の被曝量を計算(ベクレルとシーベルトの換算) http://contents.homeip.net/bq.html
ベクレルをシーベルトに換算するとき、この式には、体内での半減期なども考慮されているという浅い記憶があります。もし、しっかりと管理されるなら、この辺りも確認して下さい。
今日の豆知識:
ヨウ素(I) I-129半減期=1570万年、I-131半減期=8日、I-133半減期=20時間
セシウム(Cs) Cs-134半減期=2年、 Cs-136半減期=13日、Cs-137半減期=30年、
プルトニウム(Pu) Pu-238半減期=87年、Pu-239半減期=24000年、Pu-240半減期=6564年、