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著:サキ
原発事故のニュース、信憑性について考える「8」汚染水の放水発表の裏をよむ
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
※通常、話については信憑性、データについては信頼性と言葉を分けますが、ここでは信憑性に統一しています。
4月4日、 東電では放射性物質に汚染された水を海へ放水することを発表、実施しました。東電では、低レベル汚染水といっていますが、記者会見をリアルタイムで見ていると、”比較的”低レベル、というのが本当のところのようです。
高濃度汚染水が漏れてしまっているのは事実ですが、東電ではこの比較的低レベル汚染水の放水について、これまでにないくらい発表から実施となりました。これは実は他に何かある!と感づくモノです。
まずはフリーライター(記者クラブでない記者さん)と東電広報のやりとりの一部分。
東電:「高濃度を海に流したが問題ありません、また事態は安定してきています。」
記者:「じゃあ海に流す必要ないだろう。悪化しているんではないですか?」
東電:「現在お答えできかねます」
記者:「安定しているならもう海に流す必要ないでしょう?責任者は誰ですか?」
東電: 「お答えできかねます」
記者: 「誰の指示かもいえないの?この会見意味あるの?この会見の責任者だれなの?」
東電:「申し訳ございません。」(以後ループ)
この後は、責任者の名前はいえません。保安院に説明に言った人間が誰かはいえません。政府に説明に行った人間が誰かはいえません。などとちょっと微妙な状況が続きます。
責任者がいえない東電は公務員的、官僚的といわれても仕方ありません。世界中が注目しています。
だって、せんじつのみずほ銀行も大問題を起こしましたが、しっかりと頭取が説明とお詫びに出てきていました。
記者クラブの記者さんは相変わらずの様相ですが、フリーの記者さんは日に日にいつものマスコミらしい行動に戻っています。
福島第一原発に関して、テレビやネットの信憑性について考察していますが、記者会見はリアルタイムでチェックするといろいろ分かります。ニコニコ動画やユーストリームでチェック可能です。
この点で言えば、インターネット派がテレビ派を一歩リードでしょうか。
今回、福島原発5号炉と6号炉についても、同時に放水することになったそうです。5号炉6号炉は安定しているという話でしたが、状況が変わったのでしょうか。本当に大事な発表はこちら?
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