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著:サキ
インターネットとテレビニュースの信憑性について考える「4」千葉県の隠蔽疑惑
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
今回、福島第一原発では信じられないくらい大変な事故が起きております。常々、インターネットにある情報は週刊誌程度という考えを持っていた筆者である私サキは、テレビニュースとネット上の情報の信憑性について疑問を感じました。
そして、テレビニュース含む大手マスコミは、子供でもわかるほど、あからさまな情報統制が行われている可能性がある、といったところまでがここまでの内容です。
今回は、水道水に関連する、公務員のありえないネタです。
北千葉浄水場とその周辺の浄水場で、3月22日に採取した水から336ベクレルの放射性ヨウ素を29日に検出、発表。半減期などから22日の線量は670ベクレルと推測。(すべて単位/kg)一週間後に数値が下がってから発表というのが意図的と思われ、かつ深夜にひっそりと。最近、県や東電の発表はこのパターン。
ソースは日本経済新聞など
(千葉の水道水、22日に一般規制値超えるヨウ素)
ちなみに本日朝6時には各地の浄水場で、同日22日データは非公開。 これは正直に公開した千葉が偉いという事もできます。(歪んだ見方ですが)
実はこの日、岡山県や北九州でも普段より高い放射線が検出されたとのこと。
それはともかく、千葉県の公務員、県職員や県知事から水道局の職員まで、いったいどうなってるんですか!公務員の隠蔽体質はどうしようもない事実として表れています。いくらパニックを抑える為とはいえ、公表できない数値とはいえ、心が痛まないのですか?市民の安全を第一に考えて下さい。
このニュース、テレビでは全く取り上げられないと思います。いや、もしテレビニュースになったとしても、御用学者が安心ですというのは目に見えていますし、枝野官房長官も「直ちには〜」なんて想像がついてしまいます。テレビの信憑性が落ちるというのは、待った曇って悲しいモノですね。
水に関する参考数値(放射性ヨウ素):
- アメリカ基準値 - 0.1ベクレル
- WHO基準値 - 10ベクレル
- 問題発生前の日本基準値 - 10ベクレル
- 現在の日本基準値(大人) - 300ベクレル
- 現在の日本基準値(乳幼児) - 100ベクレル
いずれも単位は/kg。水1キロはほぼ1リットルです。まただいたいですが、5000ベクレルで100マイクロシーベルトとかだった浅い記憶が。
いづれにしても、大幅に甘くした日本の基準値さえ、大幅に超えてしまった今回の放射線量。もちろん私も飲んじゃった後に知りました。
松戸、船橋には大規模なパン工場があるし、ビール工場だってある。気にしてたら今後数年、何も食べられなくなってしまうわけですが、この発表方法はどうなんでしょう??
この事項を後から知った、お子様がいらっしゃる方にはいてもたってもいられない事でしょう。
(記事内容、一部はヒラリー男爵さんから引用)