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著:サキ
インターネットとテレビニュースの信憑性について考える「3」御用学者
※震災により、また原発による被害に合われている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
※スマートフォンで手軽にネットが利用できる時代です。福島原発の事故を絡めつつ、テレビニュースとネット上の情報の信憑性を考え、少しでも確度高い情報について考えます。
今回、福島第一原発では信じられないくらい大変な事故が起きております。常々、インターネットにある情報は週刊誌程度という考えを持っていた筆者である私サキは、テレビニュースとネット上の情報の信憑性について疑問を感じました。
そして、テレビニュース含む大手マスコミは、子供でもわかるほど、あからさまな情報統制が行われている可能性がある、といったところまでが前回の内容です。
隠蔽体質と御用学者
改めて今回はそのあたり、それと話題のキーワード、御用学者について。
テレビコマーシャルで嫌になるほど流れている、政府関連「AC」の理事には、各電力会社の役員が明記されています。そしてテレビには御用学者のみがコメントを求められているのが現状です。
さらに、原発の積極的推進派や利権、予算確保などなどは核医学団体まで影響し、原発絶対安全説の学者が多いために、放射能に関しては完全に自己判断が迫られている状況といってもいいかもしれません。
では、ネット上ではどうか??基本的にインターネット上の情報については、責任無く情報を書き込めるウィキペディアを初め、知ったかぶりだらけのブログ、他人事視点のホームページなど、信用できない記事が普段から多いモノです。取捨選択しなければ週刊誌以下かも?
しかし、原発について、テレビがこうも信憑性に欠ける情報と、あまりに危機感のない対応をし続けている現状をみるかぎり、インターネットでは全く違った視点の話をチェックすることができます。
(この辺りまでは過去記事参照)
では、御用学者とはなんぞや?これらの方は、東電から多額の研究費をもらっている東大の学者や、テレビ局御用達の学者さん。テレビ局やスポンサーにとって都合の良い話をしてくれるコメンテーターです。
御用学者をネットでググってみると、
「御用学者(ごようがくしゃ)とは、もと幕府に雇われて歴史の編纂など学術研究をおこなっていた者のこと。転じて現在では「権力者におもねる学者」といった意味で使われる。」
てな感じです。ウィキペディアなんで確度低いですが、このような事に関してはウィキペディアで十分。
現在、原発事故で一躍有名になった御用学者さまたち。パニックを起こさないという観点で見ればいい仕事しています。でも、表情なんかでも不信感を感じさせちゃいますよ?
ということで、御用学者の「安全」といった言葉ほど、話半分に聞いて笑って怒ってテレビニュースを楽しんで下さい。