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| タイトル | 香山リカ著・反カツマー本 |
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| 流行検索キーワード | しがみつかない生き方、勝間和代 | |
| 日付 | 2009/09/14検索人気キーワード |
著：サキちゃん
香山リカ著者「しがみつかない生き方」ベストセラーに反「勝間和代にならない幸せ」の本
香山リカさんはテレビでもお馴染みの黒縁メガネのコメンテーター、心理学などの評論家として知られています。
その香山リカさんが著者の「しがみつかない生き方」が今年2009年7月に出版され、9月現在で発行部数は31万2000部と言うベストセラーになっています。この内容はビジネス本の著者として有名な勝間和代さんの本や考え方また勝間さんに影響され努力すれば成功すると思っている「カツマー」を否定主する反カツマー的内容です。
精神科医、大学の心理学教授を務め、評論家としても有名な香山リカさん。今回ベストセラーとなっている「しがみつかない生き方」の内容は、「ふつうの幸せ」を手に入れるための10のルールという第10章の項目で綴られていて、最後の第10章 に「勝間和代を目指さない」という大胆なタイトルで書かれています。
勝間和代さんと言えば、書店などのビジネスコーナーに結構本を出されて、注目されている経済評論家で公認会計士です。経済新聞や経済雑誌などに自分のコラムを連載するほか、ビジネスに関する本をたくさん出しておられます。勝間和代さんが著者をする本は、業界の有名人まで影響を及ばして、歌手、作詞、作曲家の広瀬香美（ひろせこうみ）さんやカリスマモデル、押切もえ（おしきりもえ）さんなど、幅広い分野の女性が支持しされ、支持している人を「カツマー」と呼ばれています。
勝間和代さんの考え方や書かれた本には「努力すれば成功する」という内容に書かれております。
香山リカさん著者の「しがみつかない生き方」は、「努力すれば必ずしも実現する」という言い方を真っ向から否定しています。
努力をしても必ずしも実現する、成功すると言う考えでいると、努力しても成功しない人はいつまでも成功しないことに、自分の努力の足り無さを責め続け、やがて神経症など病的な状態に追い込まれてしまう、と警告しています。「努力すれば、思った通りの人生を送れるという人は決して多くはない」「努力しようにも、その人の家庭環境や不幸な人など、努力もできない状況や不運が続いて努力しても多くの人が成功するとは限らない」お金や恋愛、子どもなどにしがみつかない生き方、「私が！私が！」と自慢競争をやめること。物事に縛られない曖昧さや、ムダで非効率なことも大切。ひとり勝ち抜き時代のルールに縛られてはダメなどと言ったことが書かれています。
勝間和代さん著者の本を個人的に、1冊だけ購入して読んだ中に「利益の方程式」という本があります。経済、利益全く無頓着な右も左も分からない私サキとしても、１からわかりやすいように書かれており、とてもためになったと思いました。
筆者サキが考えるに、サキは基本的に感覚的なタイプだけれども、香山リカさん、勝間和代さんどちらが正しいというのは、きっと誰にも分かりません。ただ一ついえることは、様々な人がいて、様々な意見があって、様々な立場、身分がうまれること。その結果、六本木ヒルズで生活する人もいれば、段ボールで寝る人もいるということ。どんな生き方でも苦労も楽しみもあるということですね。
香山リカさん勝間和代さんお２人とも女性の支持が多く、どちらが好みかは個人それぞれでどうぞ。