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GM「シボレーボルト」リッター98キロ?!という超低燃費のハイブリッドカー

 
流行検索キーワード GMシボレーボルトハイブリッドカー
日付 2009/08/12検索人気キーワード

著:サキちゃん

新GM「シボレーボルト」リッター98キロ?!という超低燃費のハイブリッドカー

事実上経営不振で、破綻し、事実上国有化になった新GM(ゼネラル・モーターズ)の救世主としてハイブリッド車「シボレーボルト」が来年発売される予定とのことで注目されています。


昨今では日本車がテクノロジーや耐久性などどれをとっても1番だと言われておりましたが、今現在では、それは日本人から見た幻想となりつつあります。

外国メーカーも次々とハイブリッド車を開発し、量産体制をとる姿勢を見せています。そんな中、GMが新モデルとして来年の2010年に投入予定のハイブリッドカー「シボレーボルト」のテクノロジーは、今までのハイブリッドカーの常識を越えるほど環境に優しく、燃費がよいとのことです。その性能は、リッターあたり98キロ走るとメーカー側の発表に、「それは不可能だ!」「本当にそこまで燃費が出せるわけがない」と自動車開発まで関わってきた自動車評論家の方達も常識的に不可能なテクノロジーだと否定的になるほどです。

実際には、これはオーバーに発表しただけだと思われますが。


しかし、新GMのプラグインハイブリッドカーはトヨタのプリウスなどと同じガソリンエンジンも動力として使う方式で、今のところ最先端です。

ホンダのインサイトもハイブリッドカーと称されていますが、電動モーターは常に稼働し、エンジンのアシストをする補助機関と言う方が近いかもしれません。
評論家の中には、インサイトはハイブリッドカーではないという方もおられますが、燃費や経済面などを考える一般の私たちにとっては、ほぼ同等の性能なのでいろいろと意見が分かれるところ。車格の違いは大きいですが。

またトヨタのコンビネーションブレーキは、日産もマネできないほどのすぐれもの。これはまだまだトヨタの特権。強めに減速するブレーキで充電できるのは、実はトヨタだけ。


さて、このシボレーボルトの驚く的性能はハイブリッド車には欠かせないバッテリー:リチウムイオン電池を採用し、フル充電時にはエンジンを回さずに(ガソリンを使わずに)約64キロの連続走行が可能で電池のパワーがなくなってくると自動的にエンジンが動き出し、充電を開始するというものです。

プラグインと呼ばれるように家庭用コンセントでの充電も可能です。ホンダのインサイトのモーターの出力は、開発段階で、まだまだトヨタのプリウスには遠く及びません。しかしそのトヨタプリウスのモーター出力を越えてシボレーボルトは120Wという強力なものとなり、エンジンもモーターも大型化し、荷物や人を乗せた場合でもエンジンのパワー感の不満は全くないという画期的なものです。

しかしコレには大きなカベが、ありました。日本でもトヨタがインサイトに対向して、プリウスをたたき売りのような値段で出していますが、このシボレーボルトは、そのコスト面です。トヨタプリウスのアメリカでのお値段も2マン2000ドル対してこのシボレーボルトは4万ドル前後とほぼ2倍の値段になってしまい、100年に一度の不景気にこの値段はかなり厳しいのではないかとの意見が多いです。

GMということで価格面や外観のデザインは期待できるので、パワーがあり、しかもリッターあたり98キロ走るクルマならば買おうとはしなくても、早く見てみたいです。

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