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映画タイトル | トリプルX |
|
---|---|---|
監督 | ロブ・コーエン監督 | |
主演(俳優さん) | ザンダー・ケイジ:ヴィン・ディーゼル アウグスト・ギボンズ:サミュエル・L・ジャクソン エレーナ:アーシア・アルジェント |
著:サキちゃん
2002年に公開されたヴィン・ディーゼル主演のスパイアクション映画です。
ヴィン・ディーゼル演じるサンダー・ケイジが、ひょんなことからNSA(アメリカ国家安全保障局)のエージェントとして活躍する2002年に公開されたスパイアクション映画です。
プロスタントマン顔負けの命をかけたスポーツ「X(エックス)ゲーム」で若者から絶大な支持を得ていました。首の後ろに彫ってある「xXx(トリプルエックス)」のタトゥーがトレードマークのサンダーは、チームワーク抜群のカメラマンや運転手などをこなす仲間と共に、警察に捕まることなく毎日退屈しない生活を過ごしていました。彼にとって、スリルこそが生きがいなのです。警察もお手上げのサンダーの首の懸賞金は日に日に増すばかりでした。
そんなサンダーに目を付けたのがNSA(アメリカ国家安全保障局)のサミュエル・L・ジャクソン演じるアウグスト・ギボンズ。ギボンズは、サンダーを危険な試験でテストし、合格したサンダーをエージェントとして迎えます。
もちろんサンダーは、拒否しますが、ギボンズの挑発とスリルたっぷりの世界に瞬く間に入り込んでしまいます。
スパイアクション映画のニューヒーローの誕生です。
この映画「トリプルX」では、ヴィン・ディーゼル自身の性格や趣味が、かなり演じている主人公サンダーにかぶせている部分があります。
テレビゲームが好きすぎて、自ら製作会社をもっていたり、ヴィン・ディーゼル自身が喫煙者かどうかは分りませんが、「タバコは良くないぜ」とかなり強調していうシーンがあります。おそらくヴィン・ディーゼルはタバコは吸わない方ではないかと・・・。タバコを吸わない人にとっては、喫煙者の気持ちなんて分りませんが、タバコは「百害あって一利なし」思い切ってやめるべきだと思います。 映画には全く関係ありませんが・・・。
さてこのトリプルXの主題歌についてですが、出だしから、テクノっぽいハードロックで映画にとてもあっています。主題歌「撃て! (Feuer frei!)」を歌うドイツのロックバンド「ラムシュタイン」がストーリーの冒頭に出演しています。
ヴィン・ディーゼルは、ワイルドスピードなどで人気となり、映画の主人公のような成り上がり人物に見えますが、実は苦労人です。小さい頃はとっても悪ガキだったヴィン・ディーゼルは、7歳の頃に運命的に演劇の世界に入ることになります。それ以来、俳優として、名声を上げるのにとても長い時間が掛かり、何度も挫折しながらも、周りの人間に支えられ、1994年に彼自身が脚本を手がけた短編映画「Multi-Facial」を見たスピルバーグ監督が彼を「プライベート・ライアン」に出演させてから彼の名声がとどろき始めました。40歳を過ぎた遅咲きのスターですが、全然若く見えますね。
またこの「トリプルX」は、同じスパイ映画の元祖「007(ダブルオーセブン)」をかなり意識して製作されている感じがします。「例のタキシードは古くなった。」とサンダーがバーテンに話すシーンが、とても意味ありげです。
イギリス「007」の新しいボンド役ダニエル・クレイグもデビューが遅かったものの、スタントは自ら進んで演じる努力家でとても好きです。
ヴィン・ディーゼルとダニエル・クレイグは確か同い年か、ひとつ違い位の歳が近かったと思います。これも何かの因果か?今後のお二人の活躍がとても楽しみです。
以上、スパイアクション映画「トリプルX」、サキの評価評論、批評でした。