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映画タイトル | ライラの冒険-黄金の羅針盤 |
|
---|---|---|
監督 | クリス・ワイツ | |
主演(俳優さん) | ダコタ・ブルー・リチャーズ ダニエル・クレイグ ニコール・キッドマン |
著:サキちゃん
映画「ライラの冒険」は2007年ファンタジー映画です。
あらすじ、評価批評、制作背景をお届けします。
イギリスのファンタジー作家、(主に児童向けの)フィリップ・プルマン氏原作の、ライラの冒険からきています。2007年に映画化された「ライラの冒険 黄金の羅針盤」はフィリップ・プルマン氏の「ライラの冒険」小説の3部作の1つであるライラの冒険 黄金の羅針盤」から(そのままです)きています。
全3部作の続きの2部作は、世界的な景気の悪さ故、資金難で、続編を、いつ作るのか分かっていません。
さてこのライラの冒険 黄金の羅針盤の世界観は、ファンタジーながらとても変わっています。物語の世界では、人々は「ダイモン」と呼ばれる守護精霊を連れ、人生を常にともにしています。みんなそれぞれ違う動物の守護精霊を連れていてそれだけでも興味を引きます。
主人公、ライラのダイモンは、パンタライモンと言う名で、普段はパンと呼ばれています。まだ第一作目なので定かではありませんが、この守護精霊の動物は現実世界に実際にいる動物をと一緒です。ライラのダイモン(守護精霊)オコジョ?だと思いますがカワウソのような動物で真っ白な毛並みと愛くるしさがあります。カワウソだけかと思えば、空を飛ぶ鳥に変身したりと、とてもうらやましいダイモンです。そして、このダイモンは、子供の頃は、姿が定まらず、大人になるにつれて本当の姿に収まるそうです。
ライラは、幼い頃、両親を亡くし(秘密があります)、大学のジョーダン学寮で同じ境遇の子供達ともに生活しています。唯一の身内は、叔父のアスリエル卿ですが、アスリエル卿は、冒険家であるため、ライラを直接引き取らずに大学のジョーダン学寮に預け、ライラ自身も滅多に会うことがありませんでした。
ライラの住む世界はパラレルワールドと考えられており、ある世界から分岐しつつも、並行して存在する世界があると言う謎を解くため、黄金の羅針盤が作られたそうです。しかしライラの住む世界の権力者がその存在が分かると自分たちの権力などが、危うくなる、もしくはその謎や別の世界のことを知っていて、自分たちに不利益になるのを恐れて羅針盤をすべて破壊してしまいます。しかし、すべて破壊したはずの羅針盤がたった一つだけ残っていたのです。目映いばかりに、輝く意味の深い黄金の羅針盤として・・・。
この世界について、はじめは動物と一緒にいると言うことで少し違和感を感じます。食事の時も離れずついていて、動物好きには、たまらない世界だと思います。
ライラは、頭がいい反面、嘘つきで、いたずら好き、物事を大げさにする世間一般からしてみれば、悪い子です。でも自分を振り返ってみると、子供時代には、どこかしらで、嘘やいけないことをしてきたなと、過去のことを振り返って、とても親近感を覚えます。ライラの唯一の身内であるアスリエル卿が、ライラのいる学寮にやってきたことを知り、やっとあえたと思ったら、アスリエル卿は、またライラを置いて探検に出かけてしまいます。そのときアスリエル卿のそばに、ステルマリアというユキヒョウがいます。叔父さんのダイモンは、美しいユキヒョウだったのです。
ライラは、アスリエル卿がいなくなっても元気よく過ごしました。その頃、町では子供達が消えてしまうという事件が多発していました。「ゴブラーという人さらいが、さらっていくという噂があった。ライラは、友人のロジャーにどちらかが誘拐されたら、必ずもう片方が助けるという約束を交わします。
ある日、学生寮にコールター夫人という上流社会の権力者が訪れ、ライラを引き取りたいと申し出できます。
ライラは、コールター夫人にアスリエル卿にもあえると言う誘惑に乗ってしまい、一緒に行くことを了解してしまいます。そのさなか、密かに学寮長がに黄金の羅針盤を渡され、「コレは真実を知る真理計だ。隠し持ち、特「にコールター夫人には絶対に見せないように」念を押されて旅立った。
ロンドンに行く直前に友人のロジャーに別れを言おうとするのですが、どこにも見あたらなかった。
その後、コールター夫人と暮らすことになるのですが、夫人の部屋で誘拐した子供のリストのようなものがあり、その中に友人のロジャーの名前があった。
「コースター夫人は、子供をさらうゴブラーのボスだったのです!」
この先は是非ご自分の目で!
主人公ライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズは、子役ながらも堂々とした演技。そして彼女を惑わす、的でありながら見方なのかと言うそぶりも見せるコールター夫人は、さすがニコール・キッドマンです。しなやかな怪しい美しさがとても伝わってきます。そして魔女セラフィナ・ペカーラを演じた、エヴァ・グリーンは、美しいのはもちろん、自由自在に空を飛び回るシーンは、鳥肌ものです。
以上、映画ライラの冒険1、サキの評価評論、あらすじでした。