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映画タイトル | ゆれる |
|
---|---|---|
監督 | 西川美和 監督 | |
主演(俳優さん) | オダギリジョー |
著:サキちゃん
映画「ゆれる」はオダギリジョーのカンヌ国際映画祭で評価された映画。日本の映画・邦画です。
あらすじ、評価批評、制作背景をお届けします。
女性にして日本を代表し、世界が注目する西川美和が脚本・監督を務める映画「ゆれる」。
日本の映画賞を総ナメにしたこの作品は、カンヌ国際映画際にも出品され、とても高い評価を得ています。
もともと、友人が殺人者になってしまうと言う、西川監督が実際にうなされた悪夢が、元ネタとなっているそうです。
どんでん返し系の映画が好きな方にオススメ!
東京で売れっ子写真家となっている早川猛(はやかわ たける)を演じるオダギリジョーと平凡な田舎で実家のガソリンスタンドを継いだ兄・稔を演じる香川照之の兄弟がおりなす、愛情か、それとも憎しみかと、困惑する展開です。
猛(オダギリジョー)は、母の葬式にも実家に顔を出さないでいた。ちょうど母が死んで一周忌となる時期に、兄・稔に実家に顔を出すように誘われます。
出だしから仕方なく実家に顔を出すという感じの弟・猛。一周忌に顔を出すときも喪服ではなく、派手な格好でまともではなく、だらしのない性格。父・勇は、「実の母親葬式にも出ず・・・」とけんか腰。それでも温かく迎えてくれる兄・稔。
兄は、幼なじみの川端智恵子(真木よう子)と3人で、渓谷にドライブに行こうと誘います。そしてその渓谷にかかっていた吊り橋から智恵子が転落してしまう事件が起こってしまい、そばにいた兄・稔は自分が、智恵子を吊り橋から突き落としたと自首するのでした。
実家のガソリンスタンドを継ぎ、父との暮らしで炊事・洗濯までやっている兄を誇りに思っていた弟・猛は、殺人を犯すような人ではないと。兄の無実を証明して見せようと必死になります。本当にただの事故なのか、それとも兄が突き落とした殺人事件なのか。
吊り橋から兄弟との絆がどんどん深まってくか・・・。のように思えて、関係は吊り橋がゆれるぐらい危ういもの。という例え家族であろうと身内関係、兄弟であろうとその関係や人生はそう簡単にいくものではないというところがリアルに描かれていて、とても共感ができる部分があると思いました。
猛が吊り橋の事故の一部始終を見ていたことを隠し、ストーリーが進むにつれて明らかになる、そのに心理的描写がとてもスリリングです。またその描写が、二転三転するという展開は、おもしろさを増します。
「ゆれる」は、大どんでん返し系の映画です。
席から離れず、じっと鑑賞して下さい。意味不明になっちゃいます。
弟・猛は、兄に隠していた智恵子と元恋人関係だったことやガソリンスタンドで兄と息の合った仕事をする智恵子をみて嫉妬しながらも、田舎で再開した智恵子をうっとうしく思うところ。ゆらゆらゆれる吊り橋のようなお互いの関係は、本当に愛情だけなのか?考えさせられます。 妄想です
すごく余韻を残すラストシーンはとても目に焼き付いてしまいます。一押しの作品です。
以上、日本の映画 ゆれる、サキのあらすじ評価評論、あらすじでした。