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映画レビュー批評
映画タイトル

チーム バチスタの栄光

日本の映画
監督 中村義洋 監督
主演(俳優さん) 竹内結子、阿部寛、吉川晃司

著:サキちゃん

映画・チームバチスタの栄光は、中村義洋監督の医療サスペンス映画です。 あらすじ、評価批評、制作背景をお届けします。

いきなりですが、バチスタとは心臓の病気に対する手術法で、バチスタという博士が行った手術方法からその名が取られています。

病院、医者とくれば、命を守る医者のやり取り、医者はやっぱりすごい「バンザーイ」なドラマや映画を想像しますが、この映画はひと味違います。病院内の金田一、または名探偵コナンのような「犯人は、この中にいる!」「犯人は、おまえだ!」という推理サスペンスの要素が入っていることです。


この、映画チームバチスタの栄光は、ある大学病院でバチスタ心臓手術100%の成功を誇っていた「チーム・バチスタ」しかし、3階ほど立て続けにオペ中に、患者が原因不明に死亡し、手術に失敗するという自体が起こります。

東城大学医学部付属病院は、心臓手術、バチスタ手術26例中、26例成功してきた驚異的なチームでした。しかし、その後の3例が立て続けに術中死が、発生したことでストーリーが始まります。
術中死の真相を探るため、神経内科の医師、田口公子(竹内結子)が内部調査を行う事になります。

バチスタ手術の様子が何度も画面に登場します。心臓を切り取り、小さくし、縫い合わせる。心臓が再鼓動して、心臓の収縮機能を回復させる。ここら辺は、顔を背けたくなる方もいるでしょうね。
血や内蔵が苦手な方は、この映画はスキップした方がいいかもしれません。

これ、実際に手術をしている医師からしてみれば、心臓が再鼓動しなかったときの恐怖と言う言葉でいいのか分かりませんが、本当の恐ろしさは、そこに実際にいた人間にしかわからない、でしょう。


内部調査を命じられた田口公子(竹内結子)は、実際にバチスタ手術の様子を見るために、オペに立ち会うことになります。
田口公子はチーム・バチスタの7人、一人一人の医師の様子を観察します。このときの、竹内結子さんの演技する田口の目の表情の作り方は、とても印象的でうまいと思いました。


バチスタ執刀医、桐生恭一(吉川晃司)は、心臓を目の前にし、目をつむる仕草をした。なぜ・・・?!

そばで病理医、鳴海涼(池内博之)が、心臓をみて切除範囲を決定する。コレは役割としてなのか?!

そのほか、チーム・バチスタのメンバーは、熱血医師の第二助手:酒井利樹(玉山鉄二)

臨床工学技士:羽場貴之(田口浩正)、麻酔医:氷室貢一郎(田中直樹)、第一助手:垣谷雄次(佐野史郎)、看護婦:大友直美(井川遥)。

立ち会って手術でも術中死を目の前にし、田口はショックを受けます。

厚生労働省の役人で医療過誤死関連の調査で、白鳥圭輔(阿部寛)と言う人物が加わります。白鳥の人物像は、破天荒な人物でした。

調査をしている田口公子は、ノートに医師達の様子を動物に例えて書いていました。

白鳥圭輔はそのノートを見て、実に分かりやすいと言って調査に加わります。

白鳥はバチスタ手術に携わった医師にそれぞれ、ズバズバと相手の気分をそこなる言葉で、質問攻めにします。
しかし、徹底的な聞き取り調査にもかかわらず、真相を突き止められない。しかし、バチスタ手術の一部始終を取ったビデオを見て、どんどんと真相が明らかになっていきます。


チーム・バチスタの栄光は、テレビでドラマスペシャルとしても放送されました。映画では主人公田口は女性に変更され、竹内結子さんが演じていますが、千葉県出身の原作:海堂尊(カイドウ タケル)さんが小説で登場させているのは男性で、ドラマの方では、同じく千葉県出身の伊藤淳史さんが田口公平役を演じています。もちろん犯人や細かい内容は、映画とは全く違い、映画もドラマもとてもおもしろいです。


以上、映画チームバチスタ、サキの評価評論とあらすじでした。

普通に映画好きな方に、DVD見る前に読んだり、DVD見た後に回想に浸ったりと楽しめる映画内容紹介ホームページ。


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