乗り比べがしにくい、中古車購入の時こそ、辛口の自動車評価と比較で、賢いくるま選びを。
(2005年記事 トヨタ MR−S)
MR-Sはデザインが好きだったので試乗車を借りて30qくらい走りました。まずは外から見て、やっぱりオープンカーは全高が低くていいですね。
でも結局は遊び車。裕福じゃない人が乗るとオタクに見られる様な雰囲気があふれてます。彼女もいない人が乗るとオタク丸出しです。(あぁー恥ずかしい)。
このMR-Sはとにかく軽量で、それを売りにしてるために、内装にどうこういうのはおかしいのですが、特殊な車に乗っているという演出感が足りませんね。ようするに、実用的でない実用車か、カローラのオープンカーです。
走り慣れたコーナーの多い道に車を走られ、全開にしてみます。すると実用エンジンの割りに思ったより加速感いいです。自分が乗ったのは自動クラッチのセミマニュアルのタイプでしたが、軽いショックと共に80qくらいまではストレスなく加速します。ホント軽いってすばらしい。2000ccのトヨタ・アベンシスと同じかそれ以上の加速感です。
エンジン音はかなり響いてきますが、これは演出でしょうか。エンジンはロードスターより全然いい。
MR-Sのハンドリングはノーズがロールしないし、ヨーの立ち上がりも早い。ブレーキの安定感も高い。低速域では比較的安定しているけど、これがなかなか面白い。高速域ではスッとリアがでたりもしたが、いつでもスッ、って向きを変える様な、FFだといつでもタックインしてる様なそんな曲がり方。100q以上では回頭性はすごくいいけどサーキットで走るならもう少し安心感がないと自分には怖いよ。スッと行ってクルッと行きそうなイメージ。当然ながらFFみたいに滑りながらでもフロントで引っ張っていく様な粘りはないです。結局、いいとか悪いじゃなくて、スキルレベル含めて好みでしょう。
MR−Sは、自分は下手だけど運転うまい人だったらかなり楽しめそう。でもそういう人はS2000買うでしょう。 乗り心地は常にフロアがカクカクブルブル。剛性感足りなすぎ。 サスも固く、車重も軽いために足回りもバタバタ。まるで一世代前のホンダ車に乗っている様です。 趣味としての購入にはちょっと中途半端な車です。
もしMR-Sを購入するならセカンドカーとして買うか、思いっきりスポコンチックにいじって乗るか、自分の容姿に自身がある人ならオススメです。それならば、とってもかっこいいと思います。 それから最後にもう一つだけ。このシーケンシャルミッションはシフトアップの時は少し待ち、ダウンの時はブリッピングしてくれるけれども、どうも回転があわないから、合わせようとしたらタイミングを見て自分でアクセルふかしてください。シビアでストイックに走るのが好きで、微妙な感覚のずれが気になるなら最初からマニュアルトランスミッション、MTがいいです。MR-Sのセミオートマは、初心者専用ということを覚えておきましょう。
| ライバルと比べての評価 | |
|---|---|
| エンジンの質感 | |
| 足回りの質感 | |
| 内装の質感 | |
| 外装の質感 | |
| 快適性 | |
| お買い得度 | |
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