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朝青龍、引退。力士としての最後と務め。白鵬、涙が止まらない

 
流行検索キーワード 朝青龍すもうとり力士
日付 2010/02/04男性芸能人の流行話題・芸能ネタ

著:サキちゃん

朝青龍、引退。力士としての最後と務め。白鵬、涙が止まらない

横綱、朝青龍(あさしょうりゅう)関が、今年(2010年)1月15日未明に東京港区内の飲食店で飲食中に口論となり関係者である個人マネージャー、一宮章広氏に暴行をしたことで横綱を引退することを発表しました。


2月4日、日本相撲協会理事会に召喚された朝青龍関は、理事会の事情聴取。理事会からは、弁明する機会を与えられたものの、引退することを表明。引退届を提出し、受理されました。

その後、両国国技館にて緊急会見を開き、引退の決断については「師匠(高砂部屋親方)との話し合いの中で考え始めた。横綱という責任を大きく感じて、皆さんに大変ご迷惑をかけたというおわびの気持ちです。最後にけじめをつけるのは僕しかいない。(こういう引き際は)自分にとっての運命じゃないかと思う。相撲に対する悔いはありません」と涙ながらに述べました。

しかし最後には、朝青龍関は「いろいろあったが、引退した。今は晴れ晴れしています。」と語り、横綱として潔い引き方だと思います。同席した師匠の高砂親方はどんな弟子でしたか。という質問に対し「こんな弟子。このまんま。忘れられない。忘れることもできない。」と語りました。今騒がれていて何度メスが入っても、しぶといどこぞの、政治家も見習ってもらいたいものです。


横綱として、同じモンゴル出身、朝青龍関と良きライバルの白鵬関は、そのことについて会見を開き、ショックでしばらくの間、涙で言葉が出てきませんでした。
しばらくして、口を開き、朝青龍との思いでを「初めて、勝ったとき」と語りはじめ、「自分を引っ張ってくれる横綱だった。信じたくない。まだまだやり残したことがあるんじゃないですか。」と無念の心中を語りました。

朝青龍関は、モンゴル相撲で少年力士となり、高校生になると日本に留学。全国高校総体3位となり、高校を中退し大相撲入りし、モンゴル出身初、大相撲の第68代横綱となりました。


いろいろ問題も起こしましたが、そのことなんか吹っ飛ばしてくれる数々の大相撲の歴史に残るシーンと記録を残してくれました。

朝青龍関の今後は、日本国籍をもっていないため、モンゴルの実家の経営する企業のオーナー、社長として活動していくとのことで、その後政治家になり、一説には大統領になるという噂も持ち上がっています。朝青龍なら支持率も圧倒的になる予感がします。本人も貧富の差が激しい本国に帰ったら「モンゴルの人たちに日本のような豊かな環境を味わわせてあげたい」と強い意欲。日本と相撲とは離れてしまうとてもショックですが、今後を期待と応援したいですね。

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