映画インプレメニュー
- 映画(洋画)インプレ
- 映画(邦画)インプレ
- 映画ジャンル別リスト
- 俳優キャスト・レビュー
- さきのプロフィール
- サキのシアターオーディオ
インターネット便利サービス
TOPページに戻る
読み物系の関連コンテンツ
インターネット雑学ホームページ
- サキの芸能人とトレンドワード
- 間違いっぱいの自動車選び
- ディズニーアニメーション
- アニメ人気ブログ総集編
映画タイトル | 映画ゾディアック |
|
---|---|---|
監督 | デビッド・フィンチャー 監督 | |
主演(俳優さん) | |
著:サキちゃん
映画「ゾディアック」2007年に公開されたロバート・グレイスミス主演のサスペンススリラー映画。
あらすじ、評価批評、制作背景をお届けします。
この映画ゾディアックは、実際に1969年に起きたアメリカ史上最悪の連続殺人事件そして未解決事件ゾディアック事件を実際に事件に関わった人物をもとにリアルに描いています。最後はどうなるのかは、もうしませんが、ノンフィクションの未解決事件を元にしているので、スッキリ解決という映画的な終わり方よりも、事件の過程を細かくストーリーにしたものです。
実際に事件に関わったロバート・グレイスミス氏が原作を元に描かれており、主人公の視点となっています。
主人公ジェイク・ギレンホールが扮するロバート・グレイスミスは、新聞社サンフランシスコ・クロニクル社のさえない風刺マンガ家役。サンフランシスコ・クロニクル社を含むアメリカにあるいくつもの新聞社や警察署に自らをゾディアックと名乗る人物から手紙が届くところから、ストーリーが始まります。3人の子持ちで良いお父さんという感じなのですが、そのゾディアックからの手紙に記された暗号を解読していくうちに、事件追及へのめり込んでしまい、人生を狂わされてしまう様をリアルに描いた作品です。
その風刺マンガ家グレイスミスと同じサンフランシスコ・クロニクル新聞社の記者ポール・エイブリー役をロバート・ダウニー・Jr が演じていますが、脇役に過ぎないキャラクターで、がっかりでした。ロバート・ダウニー・Jr はその後にブレイクするアイアンマン、シャーロック・ホームズにて主人公役を演じていますが、最高ですね。
ゾディアックの監督を務めたのは、デヴィッド・フィンチャー。2008年に手がけた映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」はとても残念な作品ですが、サスペンス映画として世界的な話題となったブラッド・ピットとモーガン・フリーマンが共演した「セブン」などは忘れることのできない作品です。
謎を解いて、犯人逮捕、一件落着という映画的に終わりにしなかったところは、ノンフィクションを描いているからかもしれませんが、デヴィッド・フィンチャー監督の完全主義的な人格を覆す。人間ドラマを映画いた作品です。
ドキュメンタリーチックなところも感じられますが、飽きずにストーリー入っていけます。でも主人公風刺マンガ家役を演じたジェイク・ギレンホールは、風変わりな人格の設定のせいか、演技がだらだらした感じがしました。 とはいっても、スリラーとして見れば怖さは一級品。身近にある事件とリアルな世界が、スリルを引き立ててくれます。
以上、サスペンススリラー映画「ゾディアック」、サキの評価評論、批評でした。