アニメーションの技法
アニメーションの原則10誇張について前編
アニメーションの原則次のカテゴリー10誇張についてです。
ココではウォルト・ディズニーのアニメーションスタジオの風景とともに解説していきます。
ウォルト・ディズニーは、リアリズムを重視しろと命じておいて、あがってきた絵(イラスト)を見ると誇張が足りないと文句言ったので アニメーター達は混乱しました。
誇張とは、ストレートに言うと芝居、演技のこと。具体的に言うとキャラクターの動き、動作のことです。
ウォルト・ディズニーにとっては、両者(リアリズムと誇張)は矛盾するものではなかったのでしょう。
ディズニーは、物事の核心に迫り、そこに見えたエッセンスを発展させるべきだと考えていたのです。ウォルト・ディズニーの考え方 悲しんでいるキャラクターは、一段と悲しそうに、嬉しがっているキャラクターは一段と嬉しそうに、心配しているときは、一段と心配しているように、興奮しているキャラクターは、一段と興奮しているように描くのだ!といつも言っていました。
ディズニースタジオのアニメーター達は、「誇張」と聞いて、絵を歪曲したり、不愉快なほど暴力的なアクションを描いたりすることを想像した者がいたが、それは、見当違いでした。(誰でも誇張と聞くとそういう風に思ってしまうのではないでしょうか・・・)
ウォルト・ディズニーが求めていたものは戯画化されたリアリズムだったのです。
しかし・・・あるアニメーターはそれを次のように正確に分析しました。
アニメーター「ウォルトが言っていたのは、いわゆるリアリズムとは違う。ウォルトの言うリアリズムは、説得力があるもの、人々の心に強く訴えかけるもののことなんだ。リアリズムという語を使ったのは、リアル、現実のものを求めていたからだ・・・(アニメーションの)キャラクターは、説得力のないことや、アニメーターの賢さをひけらかすようなことをしがちだけれど、それでは現実じゃなくて嘘になってしまう。」。
ウォルトは、信頼性を損なうものは全く受け入れなかったそうですが、大分前にご紹介したアクションの狙いさえ正しければ、表現を抑えろと要求をすることはまずなかったそうです。それを知ったときオカサンタは、「ピン」と来ました。 スタジオジブリの宮崎駿監督のことを・・・似ている・・・
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