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日本のアニメ−ションはじめに

日本のアニメーションの現状、先の見えないジャパニメーション

日本のアニメーションをお話しする前に、自分が知る限りの今の日本のアニメーションの現状をお話しします。

2、30年前ぐらいでしょうか?日本のアニメーションが、世界に認められる、というか、全世界で放送されるようになり、とても面白くて大好評の反面、その日本との風習などの違いなど、子供が見るものとしては、ストーリーがわかりにくいほど複雑に構成されたり、流血、殺し合いなど残酷シーンがあるものがあり、そのシーンをカットして放送するなど編集しなければ子供に見せられないという強い印象を植え付けられた人々もいました。特に有名なのが北米のテレビ放送局などは、編集しないと放送できない日本のアニメーションをわかりやすく区別するためにアニメーションとジャパンをからめてジャパニメーションといってわかりやすく区別していました。

そうです。皆さんがよく日本のアニメーションが世界で注目されてジャパニメーションという固有名詞、尊敬語みたいに思っているこの言葉の始まりは、編集、カットしないと放送できないほど、ひどく強烈なものとしてつけられたのが真実です。ですが、そのジャパニメーションという言葉は、日本のアニメーションのすごさレベルの高さという意味合いで使われるようになりました。

日本のアニメーションが注目されジャパニメーションと呼ばれるようになり、そのエンターテインメントとそれを取り巻くメディアの拡張によってアニメーションは、今や子供から大人まで見るものなってきました。

それに比例するようにアニメーションを制作、作るにはその隔たりがない無限の労働時間など人件費がとてもかかります。アニメションの主人公などの登場するキャラクターのおもちゃやグッズを売り出して、そのまかないきれない人件費を埋めるのがアニメーション制作会社の生き残りをかけた終わり無き課題です。一昔前までは、大きいなアニメーション制作会社は、ひとつのアニメーションを制作する上では、自分の会社だけでまかなっていましたが、今現在、よほど単純なアニメーションでもない限り、ほかの数社のアニメーションスタジオに手助けをしてもらうのが今の主流です。できないところや、やりきれないところをほかに任せるという行為は、助け合って制作するということでとてもいいことだと思います。しかも任せた制作会社がその分野で専門、得意なところであれば、安心です。

ただ、現在の製作工程を見るとアニメーションで一番効率が悪く、手間と時間がかかるのが動画の部分です。でもこの動画の部分はアニメーションを手がけるアニメーター泣かせの部分でありながらもっともアニメーターの技術とそのテクニックの向上をはかるためには、とても良い行程なのです。

しかし、その行程を海外でやすくすませたり、日本のアニメーション制作会社では、動画の部分をほとんど外国人、韓国、中国系のアジアの人たちに任せて(賃金を安くすませるということもあり)いるのが、今の日本のアニメーション自分が知る限りの現象です。そのため日本の技術テクニックが他の国に任せることによってその外国のアニメーターの技術があがりしかもそれがただで提供されるという結果になっています。

皆さんもテレビアニメーションやアニメ映画などのスタッフロールを注意深くご覧になられるとわかると思います。日本人の名前の中に英語で韓国や中国人の名前が出てくることがほとんどです。しかもそれが前述でお話しした動画の部分の制作スタッフとして流れています。中にはスタジオの名前のみで外国人、スタッフの方たちの名前も省略されているアニメもあります。

これではとてもジャパニメーションとはいえません。しかし、今の不景気な世の中では仕方のないこととしてしまえばそれだけですが、僕にはとても納得のいかない部分です。

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